2026.6.24
その求人広告費、本当に説明できますか? ──採用予算を“なんとなく配分”しないための設計ルール
こんにちは。株式会社エージェント営業部の川北です。
今回は「求人広告費の最適化」について、現場の実態も踏まえながらお話ししていきたいと思います。
近年、採用環境は大きく変化しています。労働人口は減少し続ける一方で、求人を出す企業は増え続けています。つまり、採用市場は年々競争が激しくなっているということです。このような状況の中で、
これまでと同じやり方、同じ予算配分で採用を続けていても、思うように採用できないケースが増えています。
✅「なんとなく配分」の広告掲載が最もリスクになる
実際に企業様とお話しする中で感じるのは、求人広告の予算について、
・とりあえずユーザー数が多いからIndeed PLUSを使っている
・数年前は採用できたから、前回と同じ媒体・同じ配分で出している
・付き合いのある会社に任せている
といったように、明確な判断基準がないまま運用されているケースが多いということです。
その結果、
・応募は来ているが、採用に至らない
・予算をかけているが、効果が見えない
・改善したいが、何を変えるべきか分からない
といった状態に陥りやすくなります。
特に多いのが、
「なぜこの予算配分なのか」を説明できない状態です。採用において、この状態は非常に大きなリスクになります。
✅採用がうまくいかない本当の理由
では、なぜこのようなことが起きるのでしょうか。原因はシンプルで、採用の目的や前提が整理されないまま、予算を使っていることにあります。
・とにかく応募を増やしたいのか
・認知を広げたいのか
・特定のターゲットを採用したいのか
など、目的が曖昧なままでは、どの媒体を使っても、どれだけ予算をかけても、効果は分散してしまいます。
✅採用予算は「逆算」で設計する
では、どのように考えるべきか。重要なのは、「いくら使うか」ではなく「採用から逆算すること」です。
まず考えるべきは、「何人採用する必要があるのか」という点です。
次に、その人数を採用するために、何件の応募が必要かを分解します。
書類選考率、面接実施率、採用率などを踏まえると、必要な応募数はある程度見えてきます。
そして最後に、その応募数を獲得するために、どれくらいの広告費が必要かを算出します。
✅同じ予算でも結果が変わる理由
ここで重要なのが、職種・エリア・採用ターゲットによって、必要なコストは大きく変わるという点です。
実際には、10万円で予定人数を採用できるケースもあれば、50万円かけても全く足りないケースもあります。
例えば、
・応募が集まりやすい職種
・競合が少ないエリア
・条件が明確で、ターゲットが絞れている案件
であれば、予算をあまりかけなくても採用できる可能性があります。
一方で、
・人手不足が深刻な職種
・競合が多いエリア
・ターゲットが広く曖昧な場合
は、同じ予算では採用が難しくなります。
つまり、予算は固定のものではなく、条件によって変動するものとして考える必要があります。
✅運用型広告は「設計」で差が出る
現在はIndeedなどの運用型広告により、クリック単価や応募単価のシミュレーションが可能になっています。だからこそ、
・この条件であれば、どれくらい応募が見込めるのか
・採用に必要な応募数に対して、予算は足りているのか
といった点を事前に把握した上で、予算を設計することが重要です。
✅営業員の私が大切にしていること
私は求人広告を扱う立場ですが、「どの媒体が良いか」というご提案よりも、
・この職種で採用するために必要な応募数はどれくらいか
・そのために必要な予算はどの程度か
・その予算配分で本当に採用につながるのか
といった点を、企業様と一緒に整理することを大切にしています。採用予算は、単なる広告費ではなく、
採用を成功させるための投資判断だと考えているからです。
✅その予算配分の理由、きちんと説明できますか?
これからの採用においては、「とりあえず出す」「前回と同じで進める」といった考え方では、成果を出し続けることは難しくなっていきます。重要なのは、なぜその予算配分なのかを説明できる状態にすることです。
その説明ができることで、社内での共有や改善もスムーズに進み、結果として採用の精度も上がっていきます。
✅最後に
採用予算は「いくら使うか」ではなく、「採用に対して適切かどうか」で判断する必要があります。
ただ、職種やエリア、ターゲットによって必要な応募数やコストは大きく変わるため、自社だけで最適な配分を判断するのは難しいケースも多いかと思います。現在の採用条件をもとに、「必要な応募数」と「想定される広告費」を整理する簡易的なシミュレーションも可能です。
「この予算で採用できるのか分からない」「今の配分が適切か一度見直したい」といった段階でも構いませんので、情報整理の一環として、お気軽にご相談ください。
⭐経歴について
名前:川北葉月
役職:サブリーダー職
~経歴~
◆ 2020年4月
株式会社エージェント(東京支社)入社
◆ 2020年10月
株式会社エージェント(名古屋本社)へ異動
◆ 2022年10月
バイトル 第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL 2Q 第3位受賞
◆ 2022年12月
営業部 サブリーダー職に就任
◆ 2023年2月
バイトル 第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL 4Q 第3位受賞
◆ 2023年4月
バイトル 第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL 通期第3位受賞
⭐名古屋市中心部を中心に幅広い業界の採用をサポート!
現在、名古屋市の中区・中村区・中川区を中心に、アルバイト・パートだけでなく、中途採用の求人を幅広く担当しています。飲食・販売・製造・警備・通信など、多様な業界の企業様と連携し、採用支援を行っています。
単に「応募数を集める」提案ではなく、現場の実態・教育体制・既存社員とのバランスまで踏まえた採用設計を重視し、採用後のミスマッチや早期離職を防ぐ支援を強みとしています。
近年は求人広告の提案だけでなく、転職フェア(対面型イベント)の活用や採用戦略の立案、ターゲット設計の見直しなど、採用活動を「経営判断の一部」として捉えた支援を行っています。
⭐ 趣味
◆ スポーツ観戦(バスケ・サッカー)
週末は友人と一緒にバスケやサッカーの試合を観戦するのが楽しみです。
◆ ダンス
ダンス歴は12年。ヒップホップやロックダンス、ブレイクダンスなど幅広いジャンルを踊れます。