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2026.6.17

求人原稿

「絶対にぃ~~、成功させようねぇ~~!」を実現させる「プラスの番狂わせ」~応募数を増やす求人原稿改善の考え方~

「絶対にぃ~~、成功させようねぇ~~!」を実現させる「プラスの番狂わせ」~応募数を増やす求人原稿改善の考え方~

この記事で分かること
・応募が来ない求人に共通する原因
・求職者が応募をためらう心理的ハードル
・応募数を増やすための訴求の視点

**1. サッカーW杯で起きた予想外の結果**

季節は初夏、6月になり気温とともに盛り上がってきましたね、4年に1度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップ!
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

今回の北中米W杯・ワールドカップは、なんとアメリカ・カナダ・メキシコの3ヶ国17都市という史上最大規模で開催される大会となります。

激戦を制し、出場48カ国の頂点に立つのはどの国か?
日本代表は、今度こそベスト8の壁を突破できるのか?
大迫勇也選手は、今回も半端ないのか?

えっ?今回選ばれたのは、別の大迫選手(大迫敬介選手)!?
マジで?
もう、8年前のことなんですね、ロシアW杯…。

そんなロシアW杯では、大迫勇也選手が半端ない活躍を見せたものの、決勝トーナメント1回戦でベルギーに逆転負け…

さらに4年後の2022年カタールW杯では、伝説の「三苫の1ミリ」という後世まで語り継がれる三苫選手のスーパープレイなどもあり決勝トーナメントに進出するも、1回戦でクロアチアとの激闘の末、敗退…

そんな歴史があるからこそ楽しめるサッカーワールドカップ!
果たして悲願の準々決勝進出は実現するのか?

WBCワールドベースボールクラシックで野球の侍JAPANが残念な結果になってしまったこともあり、サッカー日本代表の活躍に期待したいですね!

過去には、スター軍団強豪国がその実力をいかんなく発揮したり、強豪国が前評判の高くない国にあっさり敗退してしまう「番狂わせ」も起こりました。

2022年のカタールW杯でも、日本代表がドイツやスペインといった強豪国に予選リーグで「番狂わせ」を起こしたことは記憶に新しいですよね。

**2. 採用市場でも「番狂わせ」は起きる**

「番狂わせ」は、サッカーにとどまらず多くのスポーツで見られます。

2026年 ミハエル・シャイドロフ選手(ミラノ・コルティナ五輪)
2024年 横浜DeNAベイスターズ(プロ野球日本シリーズ)
2015年 ラグビー日本代表(W杯/ブライトンの奇跡)
1991年 あっと驚くダイユウサク!(有馬記念)
1989年 これはサンドピアリスに間違いない!(エリザベス女王杯)

などなど、枚挙にいとまがありません。

え?ラスト2つマニアックすぎる?
しかも古い?
失礼いたしました。

そんな「番狂わせ」ですが、求人広告においても無関係ではありません。

ミニマム予算なのに予想外に良い人材を獲得できたといった「プラスの番狂わせ」なら喜ばしいことなのですが、最上位プランでオプションを付けまくったのにもかかわらず応募が全く来ないという「マイナスの番狂わせ」…。

予算と時間と労力をかけまくったのに結果が付いてこない。
企業の採用担当者としては、非常に困った問題ですよね。

今回のコラムでは、そんな問題の解決方法を、求人原稿の画像制作や紙媒体(フリーペーパーやチラシ)の制作に10年以上携わってきた視点から書かさせていただきたいと思います。

果たして、バスケットボールでその場ドリブルをしていたら突然歌いながらやってきた”めっちゃホリデイ的な平成アイドル”にボールをかっさらわれてダンクシュートされてしまう、予想だにしない展開が待っているのでしょうか?

**3. 応募が来ない求人の意外な原因**

「絶対に、成功させようね!」という強い意気込みで日々業務にいそしんでいる採用担当者を悩ませている応募者が来ない問題…。

「お気軽に、ご応募くださいね!」と原稿内に書いてあるのに、なぜ求職者はお気軽にご応募しないんでしょうか?

謎ですよね。

まあ、たいていの求職者は、お気軽に応募なんかしません。
ほとんどの求職者にとって、応募をするという行動には「心理的なハードル」が生じるからです。

そして、その「心理的ハードル」という謎を全て解くためには、応募が来ない原稿を分析する必要があります。

とは言いつつも、応募が来ない求人原稿って、いくつかのパターンに収束します。

【1】原稿内容に矛盾が多い
【2】ターゲット層がずれている
【3】仕事内容が難しすぎる
【4】相場より著しく給与が低い

このあたりが代表格になると思います。

【1】と【2】は作り手側が細心の注意を払うだけで改善ができますが、【3】と【4】はちょっと難しいですよね。

では、どうやって改善していくかというと…。

おっと、その前に小腹がすいてきたので、謎解きは”もぐもぐタイム”の後にしましょう!

**4.「雪見だいふく」が起こした価値観の番狂わせ**

いやー、「雪見だいふく」って本当に美味しいですよね!

えっ、この時期に「雪見だいふく」?
それ、冬に食べるものじゃないの?

いいところに気づきましたね!
実は、この「雪見だいふく」こそが、「価値観の番狂わせ」を具現化したものになるのです。

「雪見だいふく」を販売しているメーカー、株式会社ロッテがアイスクリーム業界に参入した当時は、すでに3社が市場を席捲していました。
後発メーカーが新規シェアを獲得するためにはどうしたらいいか…。

そんな思いから、当時どのメーカーもやっていなかった「冬に食べるアイス」のコンセプトを打ち出しました。

パッケージデザインもアイスクリームにありがちな寒色系ではなく赤という暖色を用いたり、こたつに入って雪見だいふくを食べるというテレビCMを放映するなど、徹底的に”冬に食べるアイス”として世間に訴求しました。

この戦略が大当たり!
アイスは夏に食べるものだという価値観の番狂わせをさせた結果、ヒットにつながったのです。

現状打破の手段として「価値観の番狂わせ」は非常に有効です。

**5. 求人原稿にも必要な発想の転換**

Aという求人とBという求人があったとします。
給与や待遇などの条件は圧倒的にAの方が上なんですが、それでもAよりBを選ぶ求職者はいます。

なぜでしょう?

それは、その求職者にとってBの方が圧倒的に通いやすかったから。
これが、求人原稿における「価値観の番狂わせ」の一例です。

たいていの求職者は、複数の求人原稿を天秤にかけています。
正社員はもちろんですが、派遣社員やアルバイト・パートにおいても、それは同じです。

多くの人が経験あると思いますが、給与や待遇などの条件だったり、仕事内容だったり、勤務時間帯だったり、職場の雰囲気だったり、勤務地だったり…。
「その人の価値観」で応募を決めることが多いのではないでしょうか。

給与や待遇などの条件より人間関係を重視したいCさん
土日休みや完全週休2日などの休日よりも仕事内容を重視したいDさん
ニッチな職種でも自分にもできそうな理由があれば応募したいEさん
などなど。

その過程において「もっと良い求人があるかも」という期待が、応募への「心理的ハードル」となっているのです。
だからこそ、応募が来ない場合、「価値観の番狂わせ」を意識した「別視点から訴求する」ことは非常に大切です。

僕は、制作部として、現在Indeedや求人ボックスの画像やdodaの画像を主に制作しています。
Indeedや求人ボックスなら5枚まで画像を入れることができますし、dodaであれば、一覧画像や詳細画像といった部分に加工を施すことができます。

応募が来ない場合、どの画像をどう改善すればいいのか、ということを検証。
その結果を受け、
・使用写真の変更による改善
・画像内の文章の変更による改善
・写真をイラストに変更するといった雰囲気の改善
・フォントや色合いなどデザイン全体の改善
などなど、「別視点で訴求する」改善策を考え、実行しています。

採用成功というゴールにダンクシュートを決めるために。

採用市場では、ときに「番狂わせ」が起こります。
しかし、その多くは偶然ではなく、求職者の応募に対する価値観の違いから生まれています。

もし応募が集まらないと感じたときは、一度「求人原稿の訴求の視点」を見直すというのも、ひとつの手段ではないかと思います。
そこに、採用成功につながる次の一手が隠れているかもしれません。

――――――――――

~コラム担当 竹田について~

愛知県名古屋市中村区の求人広告代理店「株式会社エージェント」にて、採用広告領域ならびに商業広告領域のクリエイティブ制作ならびにディレクション業務を担当。

◆2013年8月、株式会社エージェント入社
制作部にて、求人広告・販促物・企業ブランディングに関わる各種クリエイティブ制作に従事。現場実務を通じて、採用市場・業界構造・地域特性を踏まえた表現設計の重要性を体系的に習得。

◆2017年12月、制作部リーダー職に昇格。
制作ディレクションおよび品質管理を担い、広告成果と表現精度の両立を重視した制作体制の構築を推進。

◆2022年12月、制作部チームリーダー職に昇格。
複数案件を横断的に統括し、企画設計からアウトプットまでの一貫したクリエイティブ戦略を担当。

求人広告領域では、indeed・バイトル・dodaをはじめとする求人媒体から、DSP広告・リスティング広告まで、複数チャネルを横断した採用支援に従事。

強みは、地域性・業界特性を深く理解したうえで、「伝わりにくい情報を、印象に残る形で届ける」表現設計。最新のAI技術を活用した制作プロセス改善や、生成AI時代を見据えた「引用されやすい情報設計」にも注力し、表現力と再現性を両立したクリエイティブ開発を行っております。

<主な成果・実績>
◆求人広告領域(媒体)
doda広告画像制作において、採用難企業向けプレミアEタイプ原稿を担当。
CVR2.5%、応募数47件(有効応募あり)を達成。

◆求人広告領域(DSP広告)
通年募集企業に対し、UNIVERSE Adsにおいてのクリック率を約6.7倍に向上ならびにクリック単価を約66%削減。現在も継続契約中。

◆商業広告領域
・名古屋駅の老舗喫茶店の販促ポスター制作
・愛知県内高級焼肉店の販促ポスター制作
・愛知県内大手製造業企業の会社パンフレット制作
・名古屋名物でおなじみの会社の新卒パンフレット制作
・名古屋市内イベント会社の駅看板デザイン
など、商業・企業向け制作物も多数手がけております。

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