2026.6.10
求人広告
感覚で出してないですか?求人広告費の最適な配分方法
本コラムでは、求人広告営業15年の現場から見えた、求人広告予算配分(設計図)についての正解に近づくヒントをお伝えします。
採用担当の方と話しているとよく聞く言葉があります。
「とりあえず去年と同じくらいで」「今月使える予算がこれだけだから」
「前回これくらい応募が来たので」など
求人広告費は、意外と“感覚”で決められていることが多いです。
もちろん、それで採用がうまくいくこともあります。
ですが、採用市場が年々変化する今、そのやり方では安定した採用は難しくなってきています。
私は求人広告の営業として15年、多くの企業の採用を見てきました。
特に年々広告の在り方も掲載型から運用型へと変化が進んでいます。
そこで感じるのは、採用が安定している企業ほど「広告費の設計図」を持っているということです。
今回は、求人広告費を最適化するための考え方をお伝えします。
【1.採用人数から逆算する】
まず最初に考えるべきは、目標採用人数です。
「何人採用したいのか?」
ここを曖昧にしたまま広告費を決めると、必ずと言っていいほどブレます。
例えば、3人採用したい場合、
・応募は何人必要か
・面接は何人必要か
・採用率はどれくらいか
この流れを実績に基づいて考えます。
初めての募集の場合は、直近の同業他社データを指標にします。
例えば、
応募20人 → 面接10人 → 採用3人
このようなイメージです。
この数字が見えると、必要な応募数が見えてきます。
ここから広告設計が始まります。
【2.応募単価を理解する】
次に考えるのが「応募単価」です。
媒体ごとに応募の集まり方は違います。
特にIndeedのような運用型広告は、出し方によって結果が変わります。
たとえば、
・クリック単価
・応募率
・原稿の内容
これらによって応募単価は大きく変動します。
よくあるのが、
「応募が来ないから予算を増やす」という判断です。
もちろん必要な場合もあります。
ですが、原因は必ずしも予算とは限りません。
・原稿内容
・給与条件
・勤務地
・ターゲット設定
・写真
こうした部分を調整するだけで、応募単価が半分近く下がることもあります。
広告費を最適化するには、「いくら使うか」よりも「どう使うか」が重要です。
【3.Indeedを中心に考える】
現在、多くの企業が採用の中心にしているのがIndeedです。
Indeedプラスアルファで求人ボックス、マイナビ転職、doda、バイトルなどを併用するケースが多いです。Indeedは今や欠かせなくなっています。
求職者の流入がが最も多いからです。
ただし、Indeedは運用型広告のため「掲載すれば応募が来る媒体」ではありません。
・キーワード
・原稿内容
・予算配分
・運用期間
これらによって結果が変わります。
ここで重要になるのが「広告予算の配分」です。
例えば、月30万円の広告予算がある場合。
すべてを一度に使うのではなく、期間や職種や雇用形態ごとに分けて運用する方が結果は安定します。
また、職種や雇用形態によって応募単価は大きく違います。
事務・営業・製造・ドライバー、正社員・アルバイト・パート・派遣
同じ予算でも、集まり方はまったく違います。
だからこそ、「とりあえず同じ金額」ではなく、
職種ごとに予算設計をする必要があります。
「採用は“設計”で変わる」
採用がうまくいく企業には共通点があります。
それは、「設計」があることです。
・採用人数
・応募数
・広告費
・運用期間
これらを最初に考えている企業は、採用が安定しています。
逆に、行き当たりばったりの広告はどうしてもコストが膨らみます。
採用は「偶然ではなく設計」です。
そして求人広告費も、設計できるものです。
「とりあえず出す」から「計画して出す」へ。
それだけで採用コストも結果も大きく変わると考えています。
広告費を増やす前に一度、設計図を見直してみてはいかがでしょうか。
そのお手伝いをエージェント一同にお任せください。
一緒に採用成功への道を切り開きましょう!
コラム担当者
名前 横井蘭
役職 営業部 課長代理
キャリアコンサルタント(国家資格)
新規営業・既存営業・自社採用面接・新人教育を務め、
幅広い業界のアルバイト・中途・新卒採用の採用課題に携わる。
求人媒体は全国エリアのWEBと紙面を主に取り扱い、
募集職種も多岐に渡ります。
取引実績社数:500社以上
職歴
2011年:株式会社エージェントに営業職として入社
2017年:主任職に昇格
2021年:国家資格 キャリアコンサルタント取得
2022年:Microsoft Office Specialist合格
Word2016、Excel2016、PowerPoint2016
2022年:課長代理職に昇格
2023年:健康管理能力検定3級(生活リズムアドバイザー)合格
2025年:「採用」を軸に幅を広げて活動中
主に、全国各地の求人媒体・Indeedや求人ボックスなどのキュレーションサイト・WEB広告全般・採用HPなどのご提案、
ご提案後の採用課題解決までのノウハウ・サポートをトータル的に実施中。
一営業員から「採用の専門家」へ進化を目指して現在「採用」を軸に幅を広げて活動中。