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2023.9.6

求人広告

「求人広告はミステリ」と言う勿れ!

「求人広告はミステリ」と言う勿れ!

こんにちは!今回のコラム担当は、制作の竹田です!

中日ドラゴンズの選手たちをまったりと応援している、野球好きな40代の男子です。

9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、下旬ごろには過ごしやすい気候になっていればと思う今日この頃です。

今回も腕によりをかけて、暑さを吹き飛ばすようなコラムを書いていきますので、よろしくお願いします!

【雨が蕭々と降っている…】

うん、カレー日和だ!

ということで、作りましょう!
マッサマンカレーを!

マッサマンカレー?
ええ、マッサマンです。

ビーフカレーでもなく
キーマカレーでもなく
スープカレーでもなく
流行りのスパイスカレーでもなく
バーモントやジャワでもなく
ココイチでもなく
無印でもカルディでもなく
マッサマンカレーを!

▼材料はコチラ!

■鶏肉
■じゃがいも
■玉ねぎ
■ココナッツミルク
■カルダモン
■ベイリーフ
■炒ったピーナッツ
■タマリンド水
■パームシュガー
■ナンプラー

謎の材料がいくつかありますね…

<謎1>カルダモン
カレー料理には欠かせないスパイスのひとつ。
「スパイスの女王」や「香りの王様」といった異名を持つ。

<謎2>ベイリーフ
インド料理、特に煮込み料理で多く使われるスパイス。
煮込みすぎると苦味が出るので注意。

<謎3>パームシュガー
ヤシ類の花序や幹の樹液から採取できる砂糖。
グラニュー糖の約861倍、メープルシュガーの約2.6倍のミネラルを含むため、近年注目されつつある食材でもある。

これらの材料は、ワンチャンMOCO’Sキッチンとかで聞いたことがあるかもしれませんが、一番の謎材料はコレではないでしょうか。

<謎4>タマリンド水
タマリンドは、熱帯アフリカ原産のマメ科の植物。
7~15cmくらいの大きなそら豆のような実が特徴的で、タイやインドでは定番のフルーツとして親しまれています。
タマリンドの果実をつぶしてペースト状にして固め、ぬるま湯に10分くらい浸してもみ込み、ザルでこしたものが、タマリンド水。
たったこれだけ!ご家庭でもカンタンにできそうですね!

どうしてもスーパーやコンビニなどでタマリンドが売ってない場合は、梅干しをタマリンド水の代用で使ってください。

そして、忘れてならないのが、マッサマンカレーペースト。
しかしこちらは、ご家庭で作るのはガチで無理ゲーとのこと。
作り方やレシピは正直よく分からないので、チャレンジしたい方は、クックパッドなどでググってください。

そうこうしているうちに、きっと素晴らしい味のカレーが出来上がることでしょう。

なんといっても、マッサマンカレーは「世界で一番おいしいカレー」と言われていますので。

マッサマンカレーは、じゃがいもと鶏肉をホロホロになるまで煮込み、ココナッツミルクやタマリンドを加えたタイカレー。

事実、2011年にアメリカの情報サイトCNNの「World’s 50 most delicious foods(世界で最も美味しい料理50)」という企画で1位になっています。

そんなマッサマンカレーの「マッサマン」は、「ムスリム=イスラム教徒」という意味だそうです。

これは一説ですが…

イスラム圏からタイ南部に伝来し、タイの食文化と融合したカレーを“マッサマン”カレーと呼ぶようになったと言われています。

というわけで、名古屋に3店舗展開するタイ料理レストラン「サワデーすみ芳」さんにて、実際にマッサマンカレーを頂いてみました!

※こちらの写真はお店の方に許可をとって撮影・掲載しています。

率直な感想としては「食べやすい」です。

タイ料理やスパイス、そして先述の謎の材料も相まって、もっとエキゾチックな味を予想していましたが…

予想をはるかに上回る食べやすさ!そして辛くない!
タマリンドの酸味もしっかり感じられます!

日本人向けに味の改良をされたかもしれませんが、「世界で一番おいしいカレー」というのも納得です。

副菜や右上の”いくら”みたいなやつも美味しくいただきました!

ごちそうさまでした!

【事件は会議室ではなく…】

というわけで、マッサマンカレーでお腹いっぱいになったことですし、本題に移りましょう。

今回、事件の舞台となっているのは、広島県。

世界遺産である「嚴島神社」「原爆ドーム」や、名物の「もみじ饅頭」や「広島焼き」が有名ですね。

そして、忘れてはならないのが「カープ女子」!

3年前の9月に、広島カープを応援する女性たちのことがニュース番組で取り上げられてから、瞬く間に世間に浸透。
2年前のユーキャン新語・流行語大賞にてトップテンに選ばれたのも記憶に新しいことですね。

そんな、広島東洋カープ。

ついに、25年ぶりの優勝が目前に迫ってまいりました!

4月は、新井貴浩選手が通算2000本安打を達成!
5月は、新外国人ヘーゲンス投手が来日初勝利!
6月は、交流戦で鈴木誠也選手が2試合連続サヨナラ本塁打!
このときのヒーローインタビューで生まれた「神ってる」というワードは、もはや流行語になりつつありますね!

7月は、黒田博樹投手が日米通算200勝を達成!
8月は、新井貴浩選手が通算300本塁打を達成!

そして、昨日9月1日、横浜DeNAベイスターズに6対5でサヨナラ勝ちしたことでシーズン勝利数76勝となり、球団記録を更新!

これは、もう事件です!

メジャーから広島カープに復帰して2年目の黒田博樹投手を筆頭に、ジョンソン投手など今年のカープ投手陣は安定感が違います!

入団5年目の野村祐輔投手も輝きを取り戻し、抑えの中﨑翔太投手がしっかりと試合を締める、そんな盤石の投手陣。

エースだった前田健太投手がロサンゼルス・ドジャースへ移籍した影響を感じさせない快進撃を魅せています!

なんといっても、田中広輔選手・菊池涼介選手・丸佳浩選手の「タナキクマル」コンビが打線を引っ張っているのが大きいですね!

当然のことながらチームの雰囲気も良好!
ヒーローインタビュー中の黒田投手に後輩の鈴木誠也選手がバケツいっぱいの水をかけに行くシーンは微笑ましいものがありました。

さてさて、我が中日ドラゴンズ軍はというと、2016年9月2日現在、首位カープとの差は24.5ゲームという絶望的な差で最下位…。

しかも、優勝の可能性が完全に消えてしまっています。
来年以降に期待したいところですね!

ん?2016年?

2016年?

にせんじゅうろくねん?

なんと!

たまたま8時23分発の電車に乗ったら、知らぬ間に違う時代に飛ばされてしまったようです。

まさか、トレインがペンディングしていたとは…

こんなこともあるんですね~。

【時を戻そう】

ああ、新井貴浩選手が新井貴浩監督になっている…。
鈴木誠也選手がメジャーリーガーになっている…。
とにかく明るい安村さんが再ブレイクしている…。

ああ、正真正銘、2023年だ…。
元の時代に戻ってきました!

いやはや、まるでドラマや映画のような展開でしたね。

しっかし、たった7年でこんなに変わるとは…。

2016年の求人広告はというと、まだまだフリーペーパーやチラシといった紙媒体が主力だった時代でした。

なので、われわれ制作スタッフとしては、いかにインパクトを残す紙面原稿を制作するかに重きを置いきました。

誰もが知っているアニメのパロディをやってみたり…
かわいい女子の写真をメインビジュアルにしてみたり…
かわいい動物のイラストをメインビジュアルにしてみたり…
がらっと和風なデザインに変えてみたり…
かと思えば急にアメコミチックなデザインにしてみたり…
ブリの写真で「久しブリの募集!」とダジャレを言ってみたり…
筋肉でルーレットしてみたり…
大迫が半端なかったり…
などなど。

しかし、2017年に求人情報誌「an」が休刊。

1967年の発刊以来、50年間求職者と企業をつなぐ架橋としての存在であったフリーペーパーの休刊は衝撃的でした。

それと入れ替わるようにして台頭してきたのが「Indeed」。

斎藤工・泉里香両氏が出演したキャッチーなCMが世に流れ出したのが、ちょうど2017年。
CMの効果もあり「仕事探しならindeed♪」というフレーズが、すっかり世間に浸透しましたね。

また、ワガシャ用deDOMOのようなオウンドメディアという新しい採用メソッドも確立されてきた頃でもあります。

長らく「ガラパゴス化」と言われてきたた求人広告も、ついに新時代を迎えることになりました。

フリーペーパー・チラシの時代から、WEB・ATS・オウンドメディアの新時代へ。

その直後にやってきたコロナ禍もあいまって、求人広告のWEB化は加速してくことになります。

ですが、基本的にわれわれ制作スタッフの目的は変わりません。
伝えたい要素をいかにビジュアル的に目立たせるかという基本線。

それは、時代やデバイスが変わろうが、不変です。

【生きてく為のスパイス】

昔の偉い人が言っていました。

「カレーの真髄はスパイス」と。

いかにスパイスと材料を取り合わせ、味と香りを重層的に構築できるかがカレーの神髄だと。

求人原稿は、「こうすれば人が集まる!」という正解がありません。

それが「ミステリ(神秘・不可思議)」と言ってしまえばそれまでですが、限りなく正解に近づけることはできます。

制作スタッフとして長年培った経験と知識、そして、アイデアという少しのスパイスで。

どんなスパイスを使って、美味しい料理を作っていくか。

そんな化学反応を毎日楽しみにしながら、仕事を行っております。

もちろん、良いスパイスが見つからず思い悩むこともありますが、うまく味を調えられたときの達成感は格別です。

だから、求人広告は面白い!

かなりの長文となりましたが、お読みいただき、ありがとうございました!

――――――――――

~コラム担当 竹田について~

求人広告デザイナーとして、1万本以上の原稿制作に携わる。
フリーペーパー、チラシといった紙媒体から、最近主流のWEB広告画像まで幅広く制作し、採用成功のノウハウを蓄積しています。
また、求人広告だけでなく、企業パンフレットやポスター、販促チラシといった商業制作物においても、好評をいただいております。

<略歴>
▼2013年8月
株式会社エージェントに入社
▼2017年12月
制作部 リーダー職に昇格
▼2022年12月
制作部 チームリーダー職に昇格

<商業制作物実績>
■販促ポスター
…名古屋市内の老舗喫茶店ほか
■会社パンフレット
…愛知県内の大手製造系企業ほか
■ロゴ制作
…愛知県内の介護系企業
など、多数の実績あり。

デザインという手法で、求人採用はもちろんのこと、集客やブランディングといった面でもお手伝いさせていただきます。
お仕事のご依頼など、お待ちしております。
是非、お任せください!

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