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2025.8.20

採用活動

うらやましい?大変そう?リモートワークで働く主婦の本音

うらやましい?大変そう?リモートワークで働く主婦の本音

みなさん、こんにちは。
株式会社エージェントの営業アシスタントをしています佐藤です。

小学校の授業参観、運動会、個人懇談会など、子どもの学校行事もいくつか終え、やれやれと思っていたのも束の間、現在は夏休み真っ只中です。
夏休み前は娘と一緒に夏休みの「自由研究」について相談し、テーマを決定。娘の小学校では、理科または社会科から選べるそうで、今年は「社会科」にするとのこと。テーマは「方言」について調べるそうです。面白そうではありますが、ちゃんと最後までやりきれるか…少し心配です。
そんな日々の中、家事に育児に仕事と、三役をこなしながら毎日を過ごしています。

さて今回のコラムのテーマは、定着しつつある「リモートワーク」についてお伝えします。
現在、エージェントでも内勤スタッフの多くがリモートワークで勤務しています。
私も実際に体験している一人としてお話できればと思います。

そもそもリモートワークはどんなお仕事でもできるかというとそうではありません。
パソコンとネット環境があればできるため、例えば事務系やカスタマーサポート、営業・インサイドセールス、Web・IT系、ライティング・編集・翻訳などのお仕事が向いていると思います。

それに対して製造業や工場作業、医療・介護・保育、建設・設備工事、接客・販売・飲食業、運転・配達・警備 などは現場作業や対面が不可欠な仕事はリモートワークに不向きだと言えます。

2024年7月時点で、正規雇用社員のテレワーク実施率は22.6%と報告されています。
従業員10,000人以上の大手企業では38.2%、従業員1,000人未満の中小企業では13.2%~20.1%という報告が寄せられています。
(HP「パーソル総合研究所」より)

エージェントが本格的にリモートワークを導入したのはコロナ禍でしたが、私個人としては実はそれよりも前、結婚後、復職を検討していた際に「リモートでの勤務はどうか」とご提案をいただいたのがきっかけでした。

友人や知人にリモートワークをしていると言うと、「自由が利いて楽そう」「無理なく用事がこなせそう」…と言われるのですが、ちょっぴり複雑な気持ちになります。実際はそんなに甘くないのですが…。

これを踏まえ、主婦である私がリモートワークという働き方を通じて感じたこと・工夫したことを、3つにまとめてお話しします。

【1】「仕事をする」環境づくり
私が日々担当する営業アシスタントの業務は転職サイト、アルバイト・パート系の求人サイトなどさまざまな求人媒体向けの求人原稿を作成しています。

その際に必要なのはパソコンとネット環境、プリンターのみ。
極論この3つさえ揃っていればどこでもお仕事ができます。

私自身、実際にリモートワークをしているうえで気を付けていることは、「自宅の中でしっかりと“仕事場”を作ること」です。
会社に出社すればもうそこは「仕事場」として整っています。しかし自宅では、リビング、寝室の一角、書斎など、どこで作業しても自由です。
ただしその自由さが、時に集中を妨げる原因にもなります。

私も過去にリビングなどで作業をしていた時期がありますが、やり残した家事が目について気になったり、学校から帰ってきた子どもの相手をしたりと、どうしても気が散ってしまい、業務に集中するまでに時間がかかってしまいました。結果として、非常に非効率だと感じたのです。

この仕事場があることで、そこに足を踏み入れた瞬間に“仕事モード”へと気持ちが切り替わります。周囲に気を取られることなく、原稿作成に集中することができるのです。
また、子どもが学校から帰ってきても、私のそばで宿題をすることがあり、自然と「この場所では集中して何かに取り組む」という認識が子どもにも芽生えているように感じます。

リモートワークは一見、楽そうに思われがちですが、自宅であっても「今、自分は会社で働いている」という意識を持ち、環境を整えて取り組むことが、何よりも大切だと実感しています。

【その2】リモートワークだからこそ、「誰が」「何をしているか」を把握
当社で最も悩んだのがスタッフの業務管理。

会社であれば各スタッフの業務の様子がわかるので「今何をしているのか」が分かります。

ですが、リモートワークとなるとそうはいきません。
日々営業から来る依頼を「誰が行うのか」「どのタイミングで」「どのぐらい時間がかかるのか」などといったことをどのように管理すれば良いか悩みました。

実際に、コロナ禍でリモートワークを開始した際に決めたことはGoogleカレンダーの管理をしっかり付けることから徹底。これで「誰がいつ何をしているか」をスタッフ全員が把握できるようになりました。

さらに、口頭でのやりとりが困難になるため日々の連絡手段をチャットで行うことにしました。
もちろん緊急の話や相談事などは電話で行うことがありますが、毎回電話で連絡を取るよりもチャットの方が断然効率的だと感じます。

この管理を行ったことで実感したメリットは、スタッフ同士のスケジュールをこまめに把握できるようになったことです。
その結果、多くの業務を抱えているスタッフがいれば、その後に届いた原稿作成の依頼を別のメンバーに割り振るなど、効率的に対応できるようになりました。

毎回「今何をしているのか」「何か手伝えることはあるか」といった確認をしなくても、各自の状況を把握しながら業務をスムーズに進められるようになったのは、大きな変化だと感じています。

またカレンダーへの業務の入力や、チャットでやり取りは記録として残せるため、いつ対応したか、やり忘れはないかなど可視化することができます。このおかげでスタッフ同士の声掛けもスムーズに行えています。
エージェントではリモートワーク業務を行ううえで不便だと感じていることはほとんどないと思っています。

【その3】時間管理
3つ目は『時間管理』についてです。
リモートワークの話題を見ると、仕事とプライベートの切り分けが曖昧になるといったことをよく耳にします。
私自身も実際にリモートワークで勤務をしていると、その境界線が曖昧になりがちです。

私は現在、9:30~15:30の時短勤務で働いています。時短勤務を始めたのは、家事や育児、介護との両立をするためでした。しかし、介護の必要がなくなったため、今では家庭に影響を与えない範囲で勤務時間を延長し、最低でも1日5時間以上働いています。正社員ではないため、かなり融通を利かせていただいていますが、その分、自分自身でしっかりとスケジュールを管理するよう心がけています。

とはいえ、業務によっては予想以上に時間がかかることがあります。特に求人原稿の作成などは、集中して取り組んでいると、つい遅くまで働いてしまうこともあります。このように、リモートワークでは業務とプライベートの線引きが難しく、仕事を終えるタイミングに悩むこともしばしばです。

そのため、当社では各自のスケジュールを確認しやすくしており、「このスタッフは業務終了した」ということが一目で分かる仕組みになっています。このシステムにより、業務終了後のフォローや、他のスタッフとの協力体制がスムーズに行えるため、仕事の進行が効率よく維持されています。

リモートワークでは、自分のペースで業務を進める自由度が高い反面、時間管理の難しさもついてきます。だからこそ、しっかりとしたスケジュール管理とチームの協力体制が重要だと感じています。

いかがでしたか?
弊社のリモートワークの実際の取り組みをご紹介させていただきました。
これからリモートワークを実施しようとしている企業様も、始めたいと思っている求職者も、ぜひご参考になれば幸いです。

次回のコラムでお会いいたしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。

【コラム担当者】
佐藤芳恵(さとうよしえ)
営業アシスタント(経験16年)

2011年3月に株式会社エージェントに入社。
入社以来、求人原稿の作成を中心に担当し、お客様とのやり取りや営業担当と共にお客様先を訪問するなど、幅広い業務を経験。
お客様のニーズを的確に反映させた、具体的かつ透明性の高い求人原稿作成に注力してきました。

■現在の働き方
結婚、出産を経て、家事・育児と仕事を両立しながら、在宅勤務と時短勤務にて従事。
限られた時間の中でも、お客様の満足度を第一に考え、効率的かつ丁寧な業務を遂行しています。

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