2024.2.7
コラム
魅力的な正社員を採用するために
こんにちは。株式会社エージェントの営業部の川北です。
恐らく、これが私にとって新年1発目のコラムになっていることと思います。
遅ればせながら、皆さま、明けましておめでとうございます。
今回初めて目を通してくださった方もいらっしゃれば、
以前にも読んだことがあるという方もいらっしゃるかと思います。
株式会社エージェントのコラムまでたどり着いていただき、ありがとうございます!
そして、いつもお世話になっている採用のご担当者様方。
商談や打ち合わせでお会いした際にコラムについての感想を言っていただけることが
文章を書くのが得意ではない私としては、とても嬉しいですし励みになっています。
これからも皆さまのお役に立てるような情報を共有できるよう精進していきます。
さて、今回のコラムのお題は、「魅力的な正社員を採用するために」ということで
これから4月入社に向けて採用市場がより活発化していく時期に備えて
人材の取り逃しを防ぐために、下記の内容についてお伝えしていきたいと思います。
1. 現状の採用市場
2. 今後の求職者の動き
3. 今後の求人掲載企業の動き
4. 求職者から選ばれる求人の工夫
5. まとめ
1. 現状の採用市場
コロナウイルスによる行動制限の緩和(=経済の回復)、少子高齢化による人手不足の深刻化により、採用の難易度は以前に比べ、ますます上がっています。
言い換えると、積極的に新たな人材を募集する企業が増えたことで求人数は増えたものの、労働人口が減少しているため、有効求人倍率が上昇しているということです。
厚生労働省が2023年10月31日に発表した2023年9月の有効求人倍率(季節調整値)は、
全国:1.29倍、東京都:1.83倍、愛知県:1.34倍
コロナウイルス流行直後の応募が集まりやすかった時期とは、完全に状況が一変しました。
2. 今後の求職者の動き
■自分にあった就業スタイルを選択したい
コロナが5類に以降したことで、引き続き、リモートワークを中心とする企業もあれば、
出社とリモートワークの比率を半分ずつにする企業も増えてきています。
求人媒体の検索キーワードランキングにおいても、「在宅勤務」「リモートワーク」などのキーワードが上位を占め、作業をより効率的に行いたい、また、家庭の事情や個人の事情に合わせて就業スタイルを選択したいと求職者が今後も増加していくと思われます。
■ミドルシニア層の転職活動が活発化
普段、採用担当者さんとお話をさせていただく中で、応募者の年齢層が上がっているという話をよく耳にします。
人それぞれの事情によって転職の理由は異なりますが、ミドルシニア層の転職理由として多いのが、下記の内容です。
・人間関係(社内の派閥やパワハラ)
・仕事内容に不満がある(経験を幅広く生かしたい)
・会社に対する不満(業績不振により先行きが見えない)
コロナ禍をきっかけに現状を変えたい、もう一花咲かせたいといった転職意欲の高い方の動きが顕著になってきています。
3. 今後の求人掲載企業の動き
採算お伝えしているように、有効求人倍率の上昇に伴い、人材採用は年々難易度が高くなってきているため、下記のような動きが増えてきて来ます。
■採用ターゲットの間口を広げる
中途採用=組織の強化を図るため、即戦力人材を採用というのが今までのセオリーでしたが、本当に経験者ではないとダメなのか、未経験者を採用し育成していくことはできないかなど、採用ターゲットを見直し、応募の間口を広げる企業が増加してきています。
■競合他社との差別化を図る内容を訴求
求人掲載企業数が増加しているため、基本的な企業情報(事業内容や募集要項など)
だけでは、競合他社との差別化ができません。求職者に興味を持ってもらえるような情報
(企業理念や社風、社員インタビュー、口コミ、職場紹介、会社説明会など)を
求職者に提供することもポイントです。
4. 求職者から選ばれる求人の工夫
先にも述べたように、人それぞれ転職活動において重要視するポイントが異なるため、
給与、待遇、立地、業界の安定性、職場の雰囲気、仕事内容、人間関係など
他社との差別化を図ることは大前提として必要です。
その中でも、最も大事なのは、企業HPや求人原稿の内容と企業の実際の姿の齟齬をなくすことです。
求職者は、企業の口コミサイトやネットでの評判を意外としっかり見ています(笑)
特に、転職意欲が高い方であればあるほど、企業HPや求人原稿の内容を隅々まで確認したりOB・OGの方に実際に話を聞いたりします。広告で見た内容と実際の様子に乖離があると、求職者にとっては不安材料となり、応募に踏み切れなくなってしまう可能性が高いです。
企業の顔となるHPや求人原稿では、応募を集めるために魅力的な記載を心がけることも大事ですが、求職者に不信感を与えないような表現を心がけることもまた重要です。
5. まとめ
長くなりましたが、年明け以降の求人市場の動きとしては、4月入社に向けて採用活動が最も活発化する時期です。転職意欲の高い求職者が動く時期ですので、人材の取り逃しがないよう、早めに採用計画を立てられることをお勧めします。
株式会社エージェントでは、求人広告の代理店として、募集のニーズに合わせた採用手法のご提案をさせていただきます。採用×WEBコンサルティングを強みとし、あらゆるコンテンツのご提案ができるのが弊社の強みですので、お困りのことがあれば、いつでもご用命くださいませ。よろしくお願いいたします。
【経歴について】
名前:川北葉月
役職:サブリーダー職
2020年4月 株式会社エージェント(東京支社)入社。
2020年10月 株式会社エージェント(名古屋本社)へ異動。
2022年10月 バイトル 第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL2Q第3位受賞。
2022年12月 営業部 サブリーダー職に就任。
2023年2月 バイトル 第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL 4Q第3位受賞。
現在は、名古屋市の中心部である、名古屋市中区・中村区・中川区をメインに求人を担当。
サービス業(飲食・販売・製造・警備・通信など)の企業様を中心に、多様な求人メディアを通じて人材採用の支援を行っています。
採用で困りごとがございましたら、ご用命くださいませ。