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News & Column

2023.8.23

コラム

求人広告は、誰かの「ターニングポイント」

こんにちは!株式会社エージェント、営業アシスタントの佐藤です。

新型コロナが第5類に移行し、会社への出社が再開したという方もいるのではないでしょうか?
そんな中でも株式会社エージェントのアシスタントは変わらず在宅勤務継続中です。
稼働時間ギリギリまで家事をしたり、子どもの習い事の送迎に行ったりと、家事と両立しながら働くことができ、主婦としてとてもありがたく感じています。

さて今回は、
『求人広告の面白さ』にフォーカスしてお話をしていきたいと思います。

『求人広告の面白さ』といっても、私が日々求人原稿の作成をしながら感じていることや、自分の体験談を通してお話をしていきたいと思います。
個人的な主観も多いので「へぇ~」と寛大な心で読んでいただければ幸いです。

私自身、他の営業アシスタントと同様、この求人広告業界に完全未経験で入社をしました。
子どもの頃から漫画が大好きで、将来は真剣に漫画家になりたいと思っていました。
とはいえ、その夢が叶う人はごく一部の方だと身に染みて感じ、大人になって断念。
それでも違う形で「モノづくり」に携わる仕事ができたらいいな…と思うようになりました。

その時出会ったのが「求人広告の制作スタッフ」というものでした。
自分が見ている求人誌の中に、求人原稿を作る人の募集記事を見つけ、ものすごく衝撃を受けたことを今でも覚えています。
当時の私は本当に無知で、求人原稿は企業自ら作成していると思っていたからです。
(実際に私の友人等に聞いても、求人広告は企業が作成していると思っている方がほとんでした。)

そこから「求人広告って面白そう!」と思い、勢いで応募をしました。
漫画家への未練があったのか、〆切前の「修羅場」になんとなく憧れも…(笑)
ですが入社してからその憧れが現実になると、本当に大変な業界だということを身をもって知りました。

そんな中で仕事をしながら感じたことは、求人広告は知れば知るほど面白く、
またこの仕事には「誰かの人生」を大きく左右させる影響があるということも知りました。

特に強く感じたことは、『自分が作った求人原稿が、求職者の将来につながっている』と感じたときです。

求職者は「この仕事いいな」「自分にできるかも」「この仕事に挑戦してみたい」
そういった気持ちで応募するかしないかを決めると思います。
もちろん応募の時点で、採用されるのか、この会社にどれぐらい勤めるのか、この仕事は自分に合っているのか、そういったことは全く分かりません。
頼りになるのは求人広告に書いてある内容だけ。
この内容にどれぐらい共感できたかによって応募をする・しないが決まります。

自分が作った求人原稿が一人の求職者の人生に少なからず影響を与えていることは間違いありません。そう気づいたとき、求人広告の内容がどれほど忠実で丁寧に作られないといけないか、自分の仕事がどれだけ責任重大なものかを感じました。

また掲載する媒体によってターゲットが異なるため、媒体に合わせた求人原稿の作成にも気を付けなければいけません。例えば、バイトルやDOMO、マイナビバイトならアルバイト・パートに向けた内容が多いためフランクな雰囲気で、dodaやマイナビ転職なら正社員を目指す求職者に向けて、真面目な印象の内容で作成をします。
なんでもかんでも同じような文章では面白くないですよね?

さらに同じ条件の求人広告でも学生向けや主婦パート向け、未経験者向け、経験者向けで見せ方や文章の言葉尻などに変化を持たせなければいけません。
私も入社時はターゲットに合わせた文章作りが非常に苦手で苦労したものです。

最近の求人原稿は、原稿の冒頭でどれぐらい興味を引き付けるかで
求人原稿を見てもらえるかどうかが決まります。

最近ではTikTokやInstagramのリール動画、YouTubeのショート動画など短時間の動画が人気です。
また最近ではアニメを倍速で視聴する人も増え、主人公が心理状態を丁寧に言葉に表しているアニメは、倍速で見てもストーリーが分かるため人気が高いようです。
最近の若者をはじめ、世の中の人たちは少しでも早く情報の結果やポイントを知りたがっています。その反面、今後の展開などを自分で考えながら読んだり観たりすることが減り、こういったことに苦手意識が働いているようにも感じます。

こういった時代のトレンドを上手く取り入れながら、自分なりにお客様の要望+αの内容を入れた求人原稿の作成は大変ではありますが、「正解」がないため様々な表現の仕方に挑戦ができ、面白さ・やりがいを感じています。

こうして様々な工夫を凝らして求人原稿を作成し、
自分が作った求人広告を見て応募してくださった求職者や、
さらに企業から「あの時入社した人が今も頑張っている」と教えていただけたときは
「この仕事で人の役に立てたんだな」と嬉しい気持ちになります。

そしてもうひとつ、求人広告を見れば企業の目利きができるようになります。
「目利きって職人でもないんだし…」って思う方もいるかもしれません。

当たり前ですが、どの求人を見ても同じものはありません。
企業の数だけ求人の数が存在します。

私は普段でも求人原稿を見るのが好きです。
他社の求人広告を見ては、「仕事の説明がもっと欲しいな…」「この仕事はどんな人が欲しいのかな」など、いろんな角度から推察をしています。

さらに、求人広告を見ながら、「この会社は長く働きやすいだろうな」
「社員を大切にしているんだろうな」などと感じるものも多く見つけます。
たくさんの求人広告を見て「自分ならこんな雰囲気の原稿にしたい」と考えるのが好きです。

自分が経験したことがない職種・業界の内容を、いかに実際の現場の人(企業)が書いているように思わせる、そんな文章能力が身に付けられるよう今は求人広告の職人を目指しています(笑)

求人広告は知れば知るほど、本当に面白いです。
今日も自分が作った求人広告を見て、どんな人が活躍してくれるのだろうかと想像しながら求人原稿の作成をしています。

こういった気持ちを忘れず、これからもより高品質な求人原稿作成に取り組んでまいりたいと思います。

【コラム担当者】
佐藤芳恵(さとうよしえ)
営業アシスタント(経験16年)
経歴:
2005年 東海求人サービス株式会社入社
2007年 組織再編に伴い、株式会社インテリジェンスに吸収合併
(現・パーソルキャリア株式会社)
2011年 株式会社エージェント入社
詳細:
2005年に未経験から求人広告代理店に入社。
送稿を担当する部署に配属。紙媒体を中心に全国各地の媒体の入稿に携わる。
その後、株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)に転籍。
大手企業・大手派遣会社を担当する部署に配属し、日本を代表する大手自動車メーカーの求人広告の作成に携わる。
社員総会にて営業アシスタント最優秀MVP賞を受賞。
2011年に株式会社エージェントに入社。
正社員として入社後、求人原稿作成だけでなく、直接お客様とのやり取りや、営業担当と共にお客様先への訪問を行うことでより具体的で透明性のある求人原稿の作成に取り組む。
またillustratorやPhotoshopを使用したデザイン部分の制作にも携わる。
(現在は担当部署があるためこちらの業務は行っておりません。)
現在は、結婚、出産を経て、家事・育児に奮闘しながら時短勤務にて従事。

求人のご用命・ご興味のある方は是非ご連絡をお待ちいたしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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