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2026.1.23

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大型ドライバー採用で応募が来ない本当の理由は“求職者目線”にあり!~条件合戦から抜け出す、選ばれる原稿の書き方~

大型ドライバー採用で応募が来ない本当の理由は“求職者目線”にあり!~条件合戦から抜け出す、選ばれる原稿の書き方~

株式会社エージェント パフォーマンス・マーケティング事業部 シニア・リクルーティングストラテジストの戸塚です。

「求人は出しているし、予算もかけている」、「給与などの条件も、競合と比べて決して悪くない」

それなのに、なぜか大型ドライバーの応募が来ない……。
今、多くの運送会社様や採用担当者様が、この深く重い悩みに直面されているのではないでしょうか。

業界全体が抱える人手不足、そして大きくのしかかる「2024年問題」。これらが逆風であることは間違いありません。
しかし、採用がうまくいかない原因をすべて市場環境のせいにしてしまっては、思考停止に陥ってしまいます。

実は、採用成功の鍵はもっと足元、「求人原稿が本当に求職者の目線で書かれているか?」という一点にあることが多いのです。
今日は、私が多くの現場で感じてきた“ボタンの掛け違い”と、その解決策について、少し踏み込んでお話しします。

~なぜ、大型ドライバーは応募ボタンを押せないのか~

以前、私はドライバー職を探している求職者の方々に、かなり突っ込んだアンケートを取ったことがあります。
「なぜ、条件が悪くない求人でも応募をためらうのですか?」と。

そこで返ってきたのは、私たちの想像以上に切実で、複雑な「不安」の声でした。

「給与はいいけど、実際は何時間拘束されるのか読めない」、
「アットホームと書かれているけど、人間関係が閉鎖的だったらどうしよう」、
「手積み手降ろしナシとあるけど、本当は少しあるのではないか?」、
「腰を痛めたら終わり。この歳で無理をして、体を壊したら家族を養えなくなる」

さらに、業界全体への「きつい・汚い・危険」といったネガティブな先入観や、
将来的なキャリアパスが見えないことへの焦り。そして、大型免許というハードルの高さも相まって、
彼らは求人原稿を見る際、期待よりも先に「疑い」と「防衛本能」を働かせているのです。

ここで重要なのは、これらの不安が「事実かどうか」ではありません。
求職者がその不安眼鏡をかけたまま原稿を読んでいるという事実です。
その不安を先回りして解消してあげない限り、どんなに良い条件を並べても、
彼らの心には届かず、応募ボタンは押されないままスルーされてしまうのです。

~求人原稿が「説明書」止まりになっていませんか?~

多くの大型ドライバー求人を見ていて、私が一番もったいないと感じるのは、
原稿が単なる「募集要項の羅列」=「説明書」になってしまっているケースです。

仕事内容、給与、休日、勤務時間……もちろん、嘘偽りなく情報は載っています。
情報不足ではありません。しかし、ドライバーさんが一番知りたい「リアルな痛み」や「日常の機微」に触れられていないのです。

例えば、Indeedでは、求職者は「自分の不安を解消してくれるキーワード」で検索をかけることがあります。
ただ「4tドライバー募集」と書くのと、「パレット積みメイン・泊まりなしの4tドライバー」と書くのでは、
届く層も、クリックする人の本気度も全く変わってきます。

情報が原稿内でバラバラに配置され、断片的な情報の羅列になっていると、
読み手は「入社後の自分」を具体的にイメージできません。
「なんか大変そうだな」「よくある求人だな」で終わってしまうのです。

~劇的に改善した「1日のスケジュール」の変更~

そこで私は、ある企業様の採用支援において、徹底的に「求職者目線」に立ち返り、情報の優先順位を再設計しました。

具体的には、単に勤務時間を書くのではなく、「ドライバーさんの1日」を物語として追体験できるようなスケジュールを組み込んだのです。

7:00 出社・点呼(笑顔で挨拶!昨日の疲れもリセット)
8:30 積み込み(基本はフォークリフト。手積みは全体の1割未満です)
12:00 お昼休憩(○○SAの定食が絶品!しっかり1時間休めます)
16:00 帰社(洗車をして終了。17時には退社して家族と夕飯へ)

このように、「どのくらい走るのか」「積み下ろし作業の負担はどの程度か」「休憩は取れるのか」といった、
検討段階で生まれやすい不安を先回りして潰していく構成に変更しました。

するとどうでしょう。変更前は鳴かず飛ばずだった応募率が、なんと1.5%にまで上昇。
これは以前の約1.5倍の数字です。 さらに嬉しかったのは、数だけでなく質も向上したこと。
「ここなら長く続けられそうだと思った」という、
ターゲットとしていた経験者層からの応募が月5件コンスタントに来るようになったのです。

~応募前に求職者が「本当に」知りたいこと~
採用担当者の皆様にぜひお伝えしたいのは、大型ドライバーの求職者が応募前に知りたいのは、
条件の良し悪しだけではないということです。
「この会社で働いている自分を、ポジティブに想像できるか」。この一点に尽きます。

走行距離の目安、拘束時間の体感値、積み下ろしの有無など、入社後に分かると「話が違う!」というギャップになりやすい情報ほど、
彼らは応募前に知りたがっています。
また、文字情報だけでなく、トラックの内装(こだわりのカスタムも!)、車庫の様子、休憩スペースで談笑する社員の写真が1枚あるだけでも、
職場の「体温」が伝わり、応募のハードルはぐっと下がります。

そしてもう一つ。
あえて「向いている人・向いていない人」を正直に言語化することも有効です。
「一人で黙々と運転するのが好きな人には天職です」
「逆に、毎日決まった時間に帰りたい人には、時期によっては厳しいかもしれません」など。
自分に合うかどうかを冷静に判断できる材料を提供してくれる原稿ほど、求職者は「この会社は誠実だ」と感じ、信頼を寄せてくれます。
結果として、応募は減るどころか、マッチ度の高い方からの応募が増えていくのです。

~最後に~採用担当者の皆様へ~
私自身、この仕事がその方に本当に向いているかどうかは、最終的にはご本人にしか分からない部分があると思っています。
それでも、私たちが原稿を通じて働き方や大変な点を具体的に、かつ温かみを持って伝えることで、
少なくとも「想像と違った」という不幸なミスマッチは減らせると信じています。

大型ドライバー採用で応募が来ない原因は、条件や業界構造だけではありません。
求人原稿が、求職者にとって「自分の未来を託せる判断材料」になっていないことが、多くの機会損失を生んでいます。

働き方を具体化し、自分に合うかを考えられる情報を、募集前に丁寧に整理する。
そして、Indeedなどの媒体特性を理解し、求職者が検索する「言葉」を紡ぐ。

この視点を持てるかどうかが、採用の成否を大きく分けていきます。
もし、「頭では分かっているけれど、具体的にどう書けばいいか分からない」「今の原稿のどこが悪いのか診断してほしい」と思われたら、
ぜひ私たちにご相談ください。
単なる枠売りではない、戦略的な採用マーケティングで、貴社の採用を全力でサポートいたします。

まずは、求職者の「不安」に寄り添うところから、一緒に始めてみませんか。

【略歴】
2004年: 製造系人材会社にてキャリアを開始。自社求人サイトの企画・運用を通じ、デジタルマーケティング領域へ本格参入。
2012年: 国内普及初期よりIndeed運用を開始。アルゴリズムの黎明期から携わる「国内屈指の先行者」として膨大なノウハウを蓄積。
2017年: 「Indeed Explore in 名古屋」にゲストスピーカーとして登壇(2018年も連続登壇)。
2021年: 株式会社エージェントに入社。
2022年: Indeed「シルバーパートナー」昇格に貢献。
2024年: 10月の制度改編(カテゴリ新設)に伴い、上位ランクとなる「シルバープラスパートナー」へ昇格。
現在: 「AI×データ×職人芸」を信条とするシニア・リクルーティングストラテジスト。
Indeed・求人ボックス等の運用に加え、SEO(ビッグワード1位実績有)やGEO、生成AIによるクリエイティブ制作など、最新技術と泥臭い現場運用を融合。
単なる広告枠の消化ではなく、ROI(投資対効果)を最大化させる「採用成功の戦略設計」をクライアントと共に推進しています。

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