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2026.3.25

定着

入社後の定着率は「新人」ではなく「教える側」と「環境」で決まる。

入社後の定着率は「新人」ではなく「教える側」と「環境」で決まる。

みなさん、こんにちは。
株式会社エージェントの営業アシスタントをしています佐藤です。

みなさん、今の会社・勤務先の居心地はどうですか?
「働きやすい」「居心地がいい」と感じている方は、どれくらいいるでしょうか。

今日のコラムは入社後に辞めない・辞めさせないための工夫について、私自身の経験も交えながらお話したいと思います。

私はこれまでに3回の転職を経験しています。
2回目に転職した企業は在籍中に親会社との吸収合併があったため、勤務した企業数としては全部で4社になります。
1社目は販売業、2社目から現在まで求人広告業界で働いています。
幸いにもこの求人広告業界での仕事が合っているようで、営業アシスタントとしての仕事を今も続けさせていただいています。

求人広告業界に携わるようになり「採用の難しさ」を感じるようになりました。
特に現場に近い営業担当者からは「採用した人材がどれだけ続けてくれるか」が難しいという話を何度も耳にしてきました。
実際に、私が作成した求人広告で入社した方が数ヶ月で辞めてしまったという話を聞くこともありました。

■主な離職理由としては、
1.職場の人間関係
2.給与・待遇への不満
3.成長機会・キャリアの欠如
4.長時間労働/ワークライフバランス
5.会社の将来性や方針への不安
が挙げられます。

離職する人はどれくらいの期間で辞めるのか、厚生労働省の統計によると、
離職者のうち「勤続1年未満」が36.2%、その内の一部は「6か月未満」で約15.2%となっています。
さらに新卒の場合は3年以内におよそ3〜4割が離職するというデータも出ています。

私が実際に経験した離職事例の中には、営業職で入社した新人が、入社初日の昼休憩後にそのまま姿を見せなくなったケースもあります。さすがにこれは、かなり驚きました!

では、辞めさせないためにどうしたらよいか。
方法はさまざまありますが、中でも私が大事にしたいのは【教育・現場体制】と【続けやすい職場づくり】だと思っています。

まず1つ目【教育・現場体制】について。
エージェントでは“なんとなく年上“といった理由で教育担当(OJT担当)を決めていません。
年齢で決めるのではなく経験・能力・人柄をしっかり踏まえたうえで、新人の教育担当を任せています。
私自身、社歴は長いですが、上司はみな年下ばかりです。年下だから頼りないなんてことはありません。
エージェントでは新人が困った時は誰に聞けばよいか、誰に頼ればよいかが明確になっています。

また新人ではなく教育担当になるとプラスαの業務が増えることも。教育担当になったことで業務量が増えた、残業が増えたでは元も子もありません。業務量を調整し、業務量の負担を減らしていき、現場全体で新人教育をサポートする体制づくりが大切だと思います。定着率は“新人”より“教える側”で決まるといっても過言ではないと思います。
企業側ができることは、新人に対してどのように教えていくか、新人のフォローをどうしていくかはもちろん、教える側のフォロー・サポートにも注力し、教育がうまくいった人を評価する仕組みを作っていくことで双方のモチベーション維持につながっていくのではないでしょうか。

2つ目に【続けやすい職場づくり】について。
これは、私自身の転職経験から強く感じているポイントです。
私が前の会社を辞めた理由のひとつが、残業の多さでした。

当時はグループ単位で業務を回していましたが、私が担当するグループは営業アシスタントの人数に対して営業員が多く、業務量も多かったです。この当時はまだ紙媒体の求人が多かったため、毎週金曜日の〆切に間に合わせるため朝は1時間ほど早く出社し、終電ギリギリまで働くといったことを毎日続けていました。

この時は他のグループがどれくらいの業務量を抱えているのかが把握しづらく、応援を頼みにくい雰囲気がありました。「忙しいのは自分だけじゃない」「自分で何とかしなければ」という空気が強く、結果的に一部の人に業務が集中し、残業が常態化していったのです。

最初は「今だけ」「そのうち落ち着くはず」と思っていましたが、その状態が当たり前になると、心も体も少しずつ疲弊していきました。仕事そのものが嫌になったわけではありません。続けたい気持ちはあっても、続けられない環境だったのだと思います。

この経験から、「続けやすい職場」とは、個人の頑張りに頼るのではなく、無理がかかったときに周囲が気づき、助け合える体制があることだと感じるようになりました。

忙しい時期があること自体は、どの職場でも避けられません。
大切なのは、
・業務量が偏っていないかを定期的に確認すること
・グループや部署を越えて「手を貸してほしい」と言える空気をつくること
・残業が増えている人に、きちんと目を向けること
だと思います。

エージェントでは業務の可視化をしているためお互いの業務がすぐに分かるようになっています。また自分が手一杯になる前に手伝ってほしいといった声掛けがしやすい環境になっています。

「頑張っている人ほど辞めてしまう」
そんな状況を防ぐためにも、企業側には働き続けられる仕組みづくりが求められているのではないでしょうか。

入社後に辞めない・辞めさせないためには、教育やフォロー体制だけでなく、日々の働き方や業務の回し方を見直すことも欠かせません。一人ひとりが無理なく力を発揮できる環境づくりこそが、定着につながると私は考えています。

「採用」だけにとらわれず、入社後に“続けられる職場かどうか”という視点を持つことが、これからの採用活動には大切ではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のコラムでお会いいたしましょう!

【コラム担当者】
佐藤芳恵
営業アシスタント(経験16年)

2011年3月に株式会社エージェントに入社。
入社以来、求人原稿作成を中心に担当し、お客様とのやり取りや営業担当と共にお客様先を訪問するなど、幅広い業務を経験。
お客様のニーズを的確に反映させた、具体的かつ透明性の高い求人原稿作成に注力してきました。

■現在の働き方
結婚、出産を経て、家事・育児と仕事を両立しながら、在宅勤務と時短勤務にて従事。
限られた時間の中でも、お客様の満足度を第一に考え、効率的かつ丁寧な業務を遂行しています。

■最近ハマっていること。
・断捨離(シンプルな家づくりを目指しています)
・読書(教育・進学・学習方法についての情報を入手して子育てに活用中!)
・猫活(4匹の猫とのまったりした暮らしを楽しんでいます)

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