2026.1.1
お知らせ
2026年、新春を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで弊社は2025年も大きな事故や停滞なく一年を終えることができ、日頃より支えてくださっているお客様、取引先・協力業者の皆様、そして現場で力を尽くしてくれているスタッフ一人ひとりに、改めて深く感謝申し上げます。
2025年は、採用市場においても、経営環境全体においても、変化の連続を実感した一年でした。特に印象的だったのは、AIの進化が「話題」や「実験段階」を超え、実務や意思決定の領域に本格的に入り込んできたことです。戦略の考案、数値分析、文章作成、画像・動画制作に至るまで、AIを活用することが当たり前となり、作業効率やアウトプットの質そのものが大きく変わりました。
一方で、その進化のスピードは想像以上に速く、3カ月前、半年前に理想としていたことが、いつの間にか標準装備になっているという状況が続いています。経営側としては、このスピードにどう向き合うかが問われる一年でもありました。すべてを追いかけ続けることは現実的ではなく、何を学び、何を選び、どこで使うのか。その取捨選択こそが、今後の企業価値を左右すると強く感じています。
私自身、AIは非常に優れた存在である一方で、その本質は「過去のデータをもとに情報を活用する存在」だと捉えています。AIは、すでに存在するものを整理し、磨き上げ、1を10にすることは得意ですが、何もないところから0を1に生み出すことはできません。0から価値を生み出すこと、新しい切り口や発想を形にすることは、あくまで人間の役割であり、そこにこそ経験や感性が生きるのだと考えています。
だからこそ、AIを使わないという選択ではなく、AIからヒントや示唆をもらいながら、人が考え、人が決断する。そのプロセスが重要になります。特に新しい提案や一歩踏み込んだ発想は、現場を知り、失敗と成功を重ねてきた経験豊富な営業や担当者だからこそ生み出せるものだと感じています。AIはあくまで思考を補助する存在であり、最終的な価値を生み出すのは人であるという考えは、これからも大切にしていきたい軸の一つです。
こうした取り組みを続ける中で、社内におけるAIの活用精度や評価の精度も着実に高まってきました。個々の人員や役割、強みを客観的に捉える視点が増え、組織運営や意思決定の質そのものが変化してきていることを実感しています。私自身についても、AIから「経営課題をWEBと組織の両面から解決するプロデューサー」という側面が強い人物として認識されるようになり、自らの役割を再確認する一年となりました。
2026年も、採用市場・テクノロジーの進化はさらに加速していくと考えています。しかし、新しい技術を導入すること自体が目的になってしまっては意味がありません。これまで培ってきた手法や知恵を土台に、新しい技術をどう組み合わせ、どう現場で活かすか。そのバランス感覚を大切にしながら、実践的で成果につながる提案を続けてまいります。
また、私たちはこれまで同様、「まずはお客様の利益を第一に考える」という姿勢を何よりも大切にしていきます。その結果として私たちの価値が高まり、長期的な信頼関係につながっていく——この自利利他の考え方を軸に、得られた知見やノウハウを積極的に還元し、皆様の事業や採用活動がより前進するようお手伝いをしてまいります。
2026年も、「エージェントは何か面白いことをやっている」「相談すると一歩先が見える」、そう感じていただける存在であり続けるために、学び続け、考え続け、挑戦を続けていく所存です。皆様と二人三脚で歩みながら、ともに成長し、発展していける一年となることを心より願っております。
結びに、本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様にとって2026年が実り多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
株式会社エージェント
常務取締役 COO
今枝 弘幸