2025.12.10
採用手法
「やりがい・敬意・働き方」が鍵!ミドル・シニア層に選ばれる求人原稿の作り方
こんにちは。
営業アシスタントの佐戸です。
今回は、ミドル層やシニア層の人材を獲得するためには
どのような点に気を付けて求人原稿を作成したらいいのか
ご紹介していきたいと思います。
【ミドル・シニアが“仕事”に求めることとは?】
体力面への配慮や柔軟な働き方は、
特にシニア層にとっては重要なポイントに見えるかもしれません。
しかし、ただ「楽さ」をアピールするだけでは、
魅力が足りていないそうです。
では、どんな点をアピールしたらいいのでしょうか?
1.やりがい
年を重ねたからこそ、ミドルやシニアは経験や知識が豊富です。
「これまでに培ってきたスキルや知識をもう一度役立てたい」
そう思う方が多いそうです。
そういったやりがいを感じられる仕事である事を
アピールすることが、ひとつ目のポイントです。
2. 敬意
これは「年上だから敬いましょう」ということとは少し違うようです。
彼らが求めているのは「プロフェッショナル」としての敬意だそうです。
「もう年だから…」
「どうせPCは苦手でしょう?」
といった「年寄り扱い」ではなく
「〇〇さんの知見をぜひ若手に教えてほしい」
「この仕事には〇〇さんの力が必要だ」
というように、一人の「戦力」として
対等に見てくれる環境で働きたいと思う方が多いそうです。
3.無理のない働き方ができるかどうか
「長く健康的に働き続けたい」と思う方が多い世代。
若い頃のように「週5日フルタイムで毎日残業もOK!」というのは、
体力的に難しくなってくるかもしれません。
そこで「週3日勤務OK」「残業は基本なし」
「通院などの中抜けにも対応します」 といった
柔軟なシフトのアピールが効果的。
生活や体調に合わせて働ける「柔軟さ」は
応募を後押しする大きなメリットになります。
【こんな内容が響く!求人原稿の作り方】
◎「お願いしたい仕事」はできるだけ具体的に!
ミドル・シニア層の方は
「自分はここで本当に役に立てるのだろうか?」という点をとても気にされています。
そのため、曖昧な表現はかえって不安にさせてしまうかもしれません。
例えば…
「シニア歓迎!簡単な補助業務です」
→「簡単な仕事しか任せてもらえないのかな…」と思う方も。
「これまでの経験を活かしてください!」
→「具体的に、どの経験をどう活かせばいいんだろう…」と悩んでしまう方も
「あなたのその経験が欲しいんです!」という
具体的なメッセージを盛り込むことで、
よりターゲットにマッチした原稿に仕上げることができます。
▼こんな書き方がオススメ!
「店長のご経験をお持ちの方!新人スタッフの教育や、
お客様への対応など、あなたの『おもてなし』の
スキルをぜひ当店で活かしませんか?」
「長年の調理経験を活かし、ランチタイムの
『即戦力』として活躍しませんか?」
何を期待されているかがハッキリ分かると
「自分でもできそうだ」「必要とされているんだ」と感じて、
安心して応募しやすくなるそうです。
◎「不安なこと」を先回りして解消!
新しい職場に飛び込むのは、何歳になっても不安なものです。
特にミドル・シニア層の方は、体力面やブランク、
周りの雰囲気についていけるかといった不安を抱えている方が多いようです。
その不安を先回りして、求人原稿で解消してあげると、応募を促すことができます。
▼こんな書き方がオススメ!
・残業は月平均3時間程度で、ほとんどありません
・「通院のため午前中だけお休み」なども柔軟に対応します
・入社後はまず、〇〇の業務から。じっくり慣れていただけます
・現在、60代のスタッフも活躍中です!
具体的な数字や実際に活躍している人の例を出すことで、
一気に現実味が増して
「ここなら自分も働けるかもしれない」という安心感に繋がります。
いかがでしたでしょうか。
大切なのは年齢でひとくくりにするのではなく、
その方が歩んできた「キャリア」や「経験」に
きちんと目を向けること。
このコラムを書くためにさまざまな情報を調べながら、
私も改めて実感しました。
もし求人原稿の作成で悩んだら、
ぜひ株式会社エージェントにお問い合わせください。
年齢問わずよりよい人材との出会いに
繋がるお手伝いができたら嬉しいです。
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執筆者:佐戸 望美(さど のぞみ)
2015年 入社
2019年 1人目の産休・育休
2021年 復帰
2022年 2人目の産休・育休
2024年 再復帰
朝はバタバタ、夕方もバタバタな二児の母。
仕事とワンオペ育児の両立を試行錯誤中。
正社員として株式会社エージェントに入社し、
原稿の作成から入稿までを担当していました。
現在は時短勤務のパートとして在籍しており、
引き続き原稿の作成や修正に携わっています。