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News & Column

2025.9.24

採用手法

若者世代から「選ばれる」には、まずは若者世代を「知る」べし!

若者世代から「選ばれる」には、まずは若者世代を「知る」べし!

皆様、こんにちは。
株式会社エージェント 営業アシスタントの後藤です。

今回は、「Z世代」や「α世代」と呼ばれる
若者たちの特徴や価値観、若者世代に向けた
求人募集のポイントについてお届けしたいと思います。

「若い方からの応募を増やすにはどうしたらいいか分からない」
「若者の面接中にジェネレーションギャップを感じる」
そんな経験をされた方はぜひ一度、
若者について「知る」ところから始めてみませんか?

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そもそも「○○世代」って何?
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メディアでよく見かけたり、耳にしたりする
「Z世代」や「α世代」とは
改めてどんな世代の方のことかご存じですか?

「Z世代」とは、一般的に1990年代半ばから
2010年代初頭に生まれた方を指します。
2025年時点でいうと「およそ13歳~29歳」の方が
該当の世代といえます。

「Z世代」と聞くと10代~20代前半のイメージが強いですが、
意外と30歳手前の方も含まれていますね。

この世代はインターネットや携帯電話が
普及し始めた時期に子ども時代を過ごし、
SNSがコミュニケーションの主流になる中で
育った世代であるという点が特徴です。

もう一つの「α世代」とは、
一般的に2010年以降に生まれた世代を指します。
2025年時点では、「およそ15歳以下」の世代が該当します。

こちらの世代はスマートフォンやタブレット、
「AI」などが当たり前に存在するという環境で育ち、
学校教育においてはプログラミングが必修化されるほど
幼少期からデジタルに触れる機会が多いのが特徴です。

「α世代」の場合は親世代がデジタルに慣れており、
YouTubeやTikTokの動画で子どもをあやすという
親が増えたことも影響しているかもしれません。

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新しい価値観について
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いずれの世代もデジタルに慣れ親しんでいる
という点で共通していましたが、
これによりどのような価値観がつくられていったのでしょうか。

「Z世代」はインターネットやSNSの普及により
身近な人以外のより多くの人の考え方に触れる機会が
格段に増えました。

そのような背景から「多様性」や「個性」を
尊重している人が多い傾向にあります。

また、SNS上では瞬間的ともいえる
スピーディーなやり取りが当たり前になったことで
できるだけ早い返信や対応が好まれるようになりました。

そのため、アルバイトなどの求人に応募した際に
採用担当者からの初回連絡が遅いことを嫌ったり、
面接日程調整にかかる工数が増えたりすることを好みません。

このように「タイムパフォーマンスの良し悪し」を
重視する傾向が強い世代です。

「面接日程調整中に急に連絡が途絶えてしまった」
というケースをよく耳にしますが、若者側からすると
「先に受かったバイトに決めたので選考はもう結構です」
というスタンスでいるのかもしれません。

(だからといって音信不通という対応はよろしくありません。)

「α世代」については「Z世代」に比べ、
スマートフォンなどの普及により
YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツを
閲覧している機会がさらに増えていると考えられます。

そのため、視覚や聴覚などで
短時間かつ直感的に理解できる情報を
好むといわれています。

「短時間で」という点については
Z世代の「タイムパフォーマンスの良し悪し」に
通ずる部分があるかもしれません。

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若者世代から「選ばれる」には?
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「Z世代」や「α世代」の特徴や価値観について
ご紹介してきましたが、
そんな世代から「選ばれる」ためには
どのようなことが有効なのでしょうか。

「α世代」はまだ就職する年代とは言えないので
「Z世代」に焦点をあててポイントを挙げていきたいと思います。

★タイムパフォーマンスの重視
前章でも少し触れましたが、
選考のスピード感やスムーズさはかなり重要です。

求職者からの応募対応はもちろん、
求人に関する質問についても迅速に丁寧に回答することで
選考への気持ちのつなぎ止めになります。

店長の方だけで対応している場合、
店長不在時にも他のスタッフの方から
「●日中に店長から折り返しご連絡します」という
返事だけでもしておいてもらうなどの
体制を整えておくと良いでしょう。

また、選考に関する連絡方法をメールや電話だけでなく、
チャットで実施するサービスも併用することで
より簡単に応募者対応が行えます。

システム上で簡単な質問を用意しておき、
応募者からの回答に応じて自動で返答する
「AIチャット」のサービスも増えていますので
これらを併用することも効果的です。

★SNSでのPRや情報発信
SNSを見ることが当たり前の世代なので
SNSで日ごろのお店の様子を発信したり、
Instagramのリール動画やYouTubeのショート動画のように
短い動画でお仕事の様子や先輩たちからの
メッセージを発信することも有効です。

「求人」はどうしても良い事ばかり記載しているのではないか
というイメージを持たれています。
それに加え、媒体によっては「どれを見ても同じように見える」
という若者の意見も耳にします。

そこで求人と併用して、お店などのSNSのリンクを掲載し、
求人+αの情報を提供することで他社との差別化を図ることができます。

★個性を尊重する風土をアピール!
最近ではスーパー等の接客業でも
「髪色髪型自由」「ネイル・ピアスOK」が
当たり前になりましたよね。

弊社のクライアント様でも
アルバイト募集を実施した際の応募理由に
「派手髪OK」「ネイル自由」「アクセサリーOK」など
オシャレの自由さで選んだという方がほとんどだったと
伺いました。

このように個人を表現するためのオシャレを
仕事中もできるという点は根強い人気を誇っています。

さらにオフィス系の求人であれば
「制服あり」よりも「服装自由(オフィスカジュアル)」の方が
応募が多い傾向にあります。

★ワークライフバランスの良さ
プライベートな時間を大切にしたいという意識が強く、
「シフトの融通が利くか」「残業はどれくらいか」を
気にする傾向が強いです。

また、SNSの普及に伴い「ハラスメントの告発」による
企業の炎上事例がここ数年非常に多くなっています。
そのため、ハラスメントに対しても非常に敏感です。

入社後のギャップ等がないように、
働き方や企業理念、評価制度など
「働いてからのこと」についても丁寧に説明することで
応募者とのトラブルを防ぐことも大切になります。

求人募集は、案件数が日に日に増え、
求職者から「選ばれる」必要があります。

そのため、求人原稿作成者として
「応募者と企業がお互いにより良い関係になれるように」という
想いで分かりやすい情報を提供できるように努めています。

しかし求人原稿の内容に加え、企業側も若者世代を理解し、
若者がイキイキと働ける環境を整備することが重要かと思います。

今回のコラムが「若者世代を知る」ための
1つのヒントになりましたら幸いです。

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最後までご覧くださり、
誠にありがとうございます。

求人のご掲載に加えて、
チャットを活用した応募者対応サービスの併用など
採用から選考対応時に関わるご相談は
ぜひ「株式会社エージェント」まで
お問い合わせくださいませ。

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後藤(ごとう)について

現役職:アシスタント部 チームリーダー
2018年に株式会社エージェントに中途入社し
今年で入社8年目。

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