2025.6.4
採用活動
データ分析から見える求人の改善方法をご紹介!

皆様、こんにちは。
株式会社エージェント 営業アシスタントの後藤です。
今回のテーマは「データ分析の重要性」について
お送りしていきたいと思います。
求人媒体を使って採用を行った際、
「採用できた」「採用できなかった」だけで
求人の良し悪しを判断していませんか?
確かに、求人の良し悪しによって
採用結果が大きく変わる可能性も充分にあります。
ですが、それだけではなく
採用に関わる様々な「データ分析」も
採用成功に大きくかかわっていますので
データについても注目していただきたいと思います!
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どんなデータがあるの?
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「データ」といっても
具体的にどんなデータが集められるのかを
簡単にご紹介させていただきます。
なお、収集可能なデータの種類は
実際に利用される求人媒体やメディアによって
変化しますので、ご留意いだけますと幸いです。
【求人に対する求職者のアクションに関わる数字】
求人原稿を掲載し、該当の求人に対する
求職者の行動を集計した数字になります。
一例)
・検索結果一覧画面上での表示回数
・求人詳細画面の表示回数
・応募ボタンクリック回数
・応募完了数
・閲覧している、または応募した端末の種類(スマホ・PC) など
【求職者の登録情報に基づく数字】
該当の求人をどんな方が閲覧や応募をしたかを
登録情報に沿って、項目ごとに集計した数字になります。
一例)
・登録者の年齢(年代)
・居住地
・男女比
・現在の就業状況や雇用形態 など
上記のような数字データだけではなく、
求人が検索される際に使われる
キーワードをランキング形式で集計している
媒体もございます。
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データ分析をすると何が良い?
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どんなデータが集められるのかを知った上で
改めてデータを分析することで
求人内容の課題や改善点が見えてきます。
そこでここからは、
実際の課題や改善例を挙げながら
事例をご紹介させていただきます。
ケース1:その求人スルーされているかも!?
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「検索一覧画面PV数」は高いのに
詳細画面の閲覧数や応募数が伸びてない…?
そんな場合は、求人の詳細をチェックされずに
スルーされている可能性あり!?
媒体によっては掲載プランによって
上位表示されるものもありますが、
せっかくいい場所に求人が掲載され
多くの方の検索結果に求人が表示されていても
肝心の中身を見てもらえなければ意味がありません。
そんな場合は、一覧画面上で目立つための施策のほか、
「この先が気になる!」と思わせるキャッチコピーを
考案すると詳細閲覧数や応募数が改善される場合があります。
求人用の写真に文字やイラストなどで
加工を施して画面をカラフルにしたり、
「詳細はこの先をチェック!」などの
誘導文言を入れたりなど
「続きが気になる」と思ってもらうように
手直しをしてみるのがオススメです♪
ケース2:狙った層からの閲覧や応募が少ない…
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求人を掲載したところ
思っていたよりも年齢層が高い、
または低い方から閲覧されている、
経験者募集なのに未経験の方からの応募が多い、
など閲覧や応募はあるのに
狙った層からの反応が獲得できていない
ということはありませんか?
そんな場合は、
採用ターゲットのイメージに合った
先輩スタッフのコメントを掲載したり
実際に働くシフト例や月収例(年収例)などを
記載すると良いでしょう。
「実際に働いた時の自分」を想像できたり、
キャリアアップや収入イメージが明確になることで
求人や企業に対する不信感の払しょくにもつながります。
資格などのスキル面に関しても、
必要な資格や活かせる資格の名前を明記することで
有資格者からの応募を増やすことができます。
さらに求人媒体と一緒に
「広告」を活用することで
特定の層に向けて訴求することが可能です。
例えば、若い層にアピールしたい場合は、
InstagramやX(旧Twitter)などのSNS上に
求人へ遷移する広告を掲出することで
10代・20代・30代などの若年層からの
応募を獲得することができます。
ケース3:閲覧する端末に合わせて文章を調整!
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意外と盲点なのが
「実際に掲載された時の見た目」です。
内容を充実させようとするあまり文章量が多く、
まるで論文のような求人を出してしまっていませんか?
実際にIndeedの採用市場レポートで
人気職種における求人をクリックする際に
モバイル端末(スマートフォン)が使用された割合を調べてみました。
★営業:54%
★事務:65%
★ホールスタッフ:59%
★アパレル販売スタッフ:60%
※上記はいずれも「2025年2月」の実績になります。
このようにいずれの職種も半数以上の方が
スマートフォンで求人を検索していることが
データから読み取ることができます。
大手メーカーも求人検索アプリをリリースしており、
よりスマホでの閲覧に適用することが
求められています。
具体的には、下記のような対策をすると
読みやすい構成になります。
・箇条書きを活用して簡潔にまとめる
・1行の文字数を20字以内におさめる
・文章の塊を2~3行程度でまとめる
・1つの文章の塊を100~150字程度にまとめる
特に10代~30代の若手世代は
X(旧Twitter)やInstagramなどの
SNS上の短い文章に慣れているということと、
通勤・通学時間やお昼休みなどの
空き時間に求人検索を行う傾向があるため、
短文で要点をまとめることで
途中離脱を防ぐことができます。
内容だけでなく、求人内の文章量や
構成にも注力して掲載準備を行うことで
応募率改善につなげることができます。
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最後までご覧くださり、
誠にありがとうございます。
実際に弊社のお客様から寄せられた
改善のご相談内容をもとに
データ分析を使った求人改善の手法を
ご紹介してまいりました。
「うちの求人ももしかして…」
「改善の相談をしてみたい」
そんなご要望がありましたら
ぜひ「株式会社エージェント」まで
お問い合わせくださいませ。
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後藤(ごとう)について
現役職:アシスタント部 チームリーダー
2018年に株式会社エージェントに中途入社し
今年で入社8年目。
原稿作成や修正対応も担当していますが、
主に依頼の振り分けや進捗管理、掲載手配などを担当しています。