こんにちは。株式会社エージェントの営業部の川北です
2025年もすでに3月後半、企業の採用活動も本格化してきました。近年、求人広告市場は求職者の行動変化やテクノロジーの進化により、大きく変わり続けています。特に運用型広告や検索エンジン経由の求人が主流になり、従来の広告手法だけでは応募獲得が難しくなってきました。
今回は、2025年の求人広告業界のトレンドを踏まえ、採用を成功させるための最新戦略についてお話しします。今の採用市場で勝ち抜くために、どのような手法が有効なのか、見ていきます。

1. 2025年、求人市場はどう変わる？

2025年に向けて、人材採用の環境はますます厳しくなっています。少子高齢化の影響で求人数に対して応募者が不足し、企業側が求職者を「選ぶ」のではなく、「選ばれる」時代へと変化しています。

「求人広告を出しても応募が来ない…」
「採用コストが高すぎて、続けられない…」

このような課題を感じている企業は多いのではないでしょうか？ 実は、求人広告の出し方ひとつで、結果は大きく変わります。2025年に採用を成功させるには、従来の広告媒体だけでなく、検索エンジン型の求人広告を適切に活用することが不可欠 になっています。

2. なぜ検索エンジン型の求人広告が重要なのか？

これまでの求人広告といえば、バイトル、マイナビ、doda、マイナビ転職、DOMO などの求人サイトに掲載するのが一般的でした。これらの媒体も引き続き有効ですが、最近では Indeed、求人ボックス、エアワーク などの検索エンジン型求人広告の重要性が増しています。

なぜなら、求職者の多くは「求人サイト」ではなく「検索エンジン」を使って仕事を探しているから です。実際に、求人検索エンジンの市場規模は2023年に69億9900万米ドルと推定され、2024年の74億2000万米ドルから2032年までに120億米ドルに達すると予測されています。 (wiseguyreports.com)
また、Indeedは月間ユーザー数が4,800万人以上と、他の求人検索エンジンを大きく引き離す圧倒的なシェアを誇ります。 (similarweb.com)
「まずは検索エンジンに掲載されなければ、求職者に見てもらうことすらできない」 これが2025年の採用市場の現実です。

3. 求人広告は「掲載するだけ」では成果が出ない
「Indeedに掲載したけど、応募が来ない」
「エアワークを使っているけど、効果がイマイチ…」

こうした声をよく聞きます。しかし、多くの企業が見落としているのは、「求人広告は掲載するだけではなく、運用次第で成果が大きく変わる」という点です。
たとえば、同じ予算で求人を掲載しても、運用の仕方によって応募数が2倍以上になるケースもあります。
では、どのように運用すれば、成果を最大化できるのでしょうか？

4. 成功事例：「なぜこの企業は応募が2倍になったのか？」
実際に、名古屋市内のある清掃業の企業が Indeedの運用を改善 したことで、クリック数・応募数が2倍以上になった事例がありました。
なぜ成功したのか？
単に掲載するのではなく、以下のポイントを押さえたからです。

■ターゲットに刺さる原稿作成
• 職種タイトル・キャッチコピーを変更し、求職者が「自分ごと」として考えられる内容に変更。

■視認性の高い画像を選定
• AIを活用したクリエイティブの高い画像を作成し、クリック率を2倍以上に向上。

■データを見ながら運用改善
• 1～2週間ごとにクリック率や応募率を分析し、最適な形に調整。

このように、求人広告の成果は「運用次第」で大きく変わるのです。
詳細が気になる方は、お気軽にお問合せください。

5. 求人広告運用で企業が陥りがちな落とし穴とその解決策
求人広告の運用において、企業がよく陥る失敗とその解決策を以下にまとめました。

1. 採用ターゲットが不明確

原因:
求める人材像が曖昧なまま求人広告を出稿すると、ミスマッチが生じ、応募者が集まりにくくなります。

解決策:
採用ペルソナの設定: 自社が求める人物像を明確にし、マスト（必須）とウォント（希望）に分けて条件を設定しましょう。

2. 求人広告の内容がターゲットに合っていない

原因:
ターゲット層が求める情報や魅力が伝わらない求人広告は、応募者の関心を引きません。

解決策:
ペルソナ設定: 求める人物像を明確にし、その層が求める情報を求人原稿に反映させることが必要です。

3. 求人広告の掲載時期やタイミングが不適切

原因:
求職者が活発に活動する時期を外すと、応募数が減少します。

解決策:
掲載時期の最適化: 求職者が多い3月～4月、中途採用は9月～10月も狙い目ですが、閑散期の5月～8月、11月～2月が有利な場合もあります。（※繁忙期・閑散期は、業種、職種や採用ターゲットによっても異なります。）

4. 求人広告の訴求力が不足している

原因:
魅力的な職場環境や成長機会が伝わらないと、応募者の関心を引けません。

解決策:
情報の透明性: 職場環境やチームの雰囲気、成長機会など、ターゲット層が重要視するポイントを明確に伝えることが効果的です。

6. 結論：採用成功のカギは「運用力」と「データ活用」にあり
求人広告の成功に欠かせない要素は、「運用力」と「データ活用」です。求人広告の内容を適切にターゲットに合わせ、1～2週間ごとに運用データを分析し、改善していくことが求められます。

特に検索エンジン型広告（Indeed、求人ボックスなど）の活用は、従来の求人サイトに比べて高い効果を発揮します。求職者が検索エンジンを利用する傾向が強まる中、まずはそこを抑えなければ、採用活動の成功は遠のいてしまいます。

求人広告の効果を最大化したいなら、ぜひプロの力を借りて、適切な運用を行いましょう。どんな求人媒体を使うべきか、どう改善していけば良いかについて、ぜひ一度ご相談ください。

【経歴について】
名前：川北葉月
役職：サブリーダー職
2020年4月　株式会社エージェント（東京支社）入社。
2020年10月　株式会社エージェント（名古屋本社）へ異動。
2022年10月　バイトル　第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL2Q第3位受賞。
2022年12月　営業部　サブリーダー職に就任。
2023年2月　バイトル　第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL 4Q第3位受賞。
2023年4月　バイトル　第26期グロス販売額個人アドバンスリーグCENTRAL 通期第3位受賞。
現在は、名古屋市の中心部である、名古屋市中区・中村区・中川区をメインに求人を担当。
サービス業（飲食・販売・製造・警備・通信など）の企業様を中心に、多様な求人メディアを通じて人材採用の支援を行っています。採用で困りごとがございましたら、ご用命ください！