2024.12.4
求人広告
【求人広告作成】応募者が増える!ターゲットに響く求人原稿の作り方
こんにちは。株式会社エージェントの佐藤です。
今年の夏と秋は本当に暑かったですね。
とはいえ、テレワークのためほとんど家から出ることもなく、涼しい部屋で仕事をしていたため夏バテをすることもなく順調に太りました(涙) まさにテレワークの悲劇ですね…。
最近では同僚とともにボクシングゲームに日々取り組み、ダイエットに励んでいますw
それでは今回のコラムの本題に入りたいと思います。
今回は求職者が思わずクリックしたくなる求人広告はどういったものかお話をしていきたいと思います。本日も最後までお読みいただけますと幸いです!
私自身、求人原稿の作成に携わり早16年が経ちましたが、それでも日々求人広告の原稿作成には四苦八苦しています。
企業様が目指すゴールは「応募」ではなく、「採用」だと思っています。さらに欲を言えば、採用した人材が長く続くことが最も理想的なゴールだと思います。ですが、そのためにはまず求職者に「求人原稿を読んでもらう」→「応募をする」といったアクションが必要になります。求職者の目に留まるには、どういった点を工夫したら良いか、原稿例を挙げながらご紹介をしていきたいと思います。
・・・・・・・・・・ 本日の目次 ・・・・・・・・・
1.目立つ場所に求めるターゲットを書く
2.仕事内容は経験に応じた書き方をする
3.ターゲットに合った勤務条件を書く
4.まとめ
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【1.ターゲットを明確にする】
求人広告を作成する上で、最も重要なことは、誰に何を伝えたいのかを明確にすることです。小説が読者を特定の登場人物に感情移入させ、物語の世界へ引き込むように、求人広告も求職者をターゲット企業の世界へ誘い込む必要があります。
そのためには企業様が求めているターゲットをしっかりヒアリングをし、ターゲットの心に響く言葉を選び、一番目に留まる場所に配置することが効果的です。
例えば、主婦がターゲットのカフェであれば、
例1) \主婦活躍中!/お昼間に働けるカフェスタッフ募集!
例2) 未経験OK!ランチタイムのカフェスタッフ募集!
といったように、例1の方がより主婦がターゲットということが分かります。
たったこの一文があるだけでも主婦の方であれば「クリックしてみようかな」と思うきっかけになると思います。記載場所は職種名やキャッチコピー、PRの本文の上部への記載がおすすめです。
(もちろん媒体の規定に沿って記載をしましょう!)
とはいっても長々と記載するのはNGです。
最近ではスマホなどの端末で求人を閲覧する方が多いため、一行につき20~25文字程度の文章にして、短く、覚えやすく、インパクトのある言葉を選ぶとよいと思います。
【2.仕事内容は経験に応じた書き方をする】
続いて、魅力ある求人広告原稿にするには仕事内容の記載にも注意すると良いです。
一番分かりやすいのは『経験』に応じて書き分けること。
転職媒体でよく見かけるのは未経験向けなのに、専門用語などの難しい言葉が多い原稿です。
専門用語だけでなく難解な漢字も多かったりと、たまに未経験向けの原稿のはずなのにハードルが高く感じる原稿を見かけます。
実際、私自身、原稿作成の際分かりやすさを重視した書き方をするように気を付けています。
■未経験向けなら、
・なるべく専門用語等使わず、分かりやすく言葉で記載する。
・実際の仕事の流れ、タイムスケジュールなどでイメージを掴んでもらえる文章を記載する。
・仕事を行う上でのやりがいと大変なことを両方記載する。
・研修内容、入社後のステップアップについて記載する。
逆に経験者向けの場合、同じように記載したらどうでしょうか?
経験者は仕事への知識があるので、丁寧な記載は不要と考えています。
■経験者向けなら、
・仕事の内容を簡潔に記載する。
・専門的な仕事内容を書くことで応募者のスキル・能力を確認する
・仕事内容よりも今後の活躍についてしっかり記載。
・転職意識を高めるために、プラスαの情報をしっかり記載する。
(給与、待遇等など、推しポイントを書く、など)
こういった点を意識して作成すると良いと思います。
実際に、ワガシャdeDOMOを掲載中の建築・土木業のお客様に、応募が少ないと言われた際に上記の点に気を付けて原稿改善を行いました。
これにより未経験が欲しいのか、経験者が欲しいのかが明確になり、応募数が増加しました。
【3.ターゲットに合った勤務条件を書く】
実はごくまれに「このターゲットが欲しいのに、このシフト?」といったようにターゲットにそぐわない勤務条件を記載している原稿を見かけます。
例えば、
■平日のフルタイム勤務なのに、学生歓迎になっている
→平日の昼間は学校へ行くため、就業は難しくないか
■夕食時の時間帯の募集に、主婦(夫)歓迎になっている
→家事を行う時間帯は出勤できるのか
■正社員募集なのに、WワークOKになっている
→Wワークが可能な会社か、時間帯的にWワークが可能なのか
それぞれ、「本当にこのターゲットがこのシフトで働けるのか」といった点を意識した勤務条件の記載が大事になります。
改善案としては、
■平日のフルタイム勤務なのに、学生歓迎になっている
改善後>土日メイン、もしくは平日は夕方から働ける学生募集の原稿にする
■夕食時の時間帯の募集に、主婦(夫)歓迎になっている
改善後>ランチタイムメイン、時短勤務で働ける主婦(夫)募集の原稿にする
■正社員募集なのに、WワークOKになっている
改善後>平日は本業の正社員、土日どちらかだけWワークとしてアルバイト募集の原稿にする
といったようにターゲット×シフト(勤務条件)を合致させた記載こそが、企業と求職者のマッチング率を高める記載なのではないかと思います。
それぞれのターゲットの生活サイクルを確認していくことも大切です。
【4.まとめ】
一人でも多くの求職者に「読んでみたい!」「応募したい」という気持ちをどうやって起こさせるのか。
求人広告を作成するうえで、ターゲットを明確にし、仕事内容や勤務条件をターゲットに合わせて調整することが重要です。ターゲットに響く言葉を選び、仕事内容を分かりやすく説明することで、求職者の興味を引き、応募に繋げることができます。また、勤務条件は、ターゲットのライフスタイルに合わせたものにすることで、より多くの応募が見込めます。これらの点を意識することで、求人広告の効果を高め、理想の人材を採用することができます。
ぜひ1人でも多くの求職者からクリックされる求人原稿を作成していきたいですね。
>>最後に…
株式会社エージェントでは、doda、マイナビ転職、マイナビバイト、バイトル、DOMO、indeed、求人ボックスなど多数の媒体を扱っております。媒体の選定だけでなく、求人広告の記載についてのご相談等もお気軽にお問い合わせください!
私たちエージェントで作成した求人広告が企業様、求職者様の新たな出会いのきっかけになれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
次回のコラムでお会いしましょう!
【コラム担当者】
佐藤芳恵(さとうよしえ)
営業アシスタント(アシスタント経験16年)
2011年3月に株式会社エージェントに入社。
求人原稿作成を中心にお客様とのやり取りや、営業担当と共にお客様先への訪問を行ったりと、より具体的で透明性のある求人原稿の作成に取り組む。
現在は、結婚、出産を経て、家事・育児に奮闘しながら在宅&時短勤務にて