企業には必ず必要となる人材。
人がいないと成り立たない業界も多く存在しています。
そんな業界は年間の求人費用と採用目標があるのではないでしょうか？

申し遅れましたエージェントの横井です。
エージェントの事務所内には常々ラジオZIP-FMが流れており、
中でも最近の一押しはそう、永田レイナさんです。
この気持ちを「推し」と言うのだと断言できます。
月曜日から木曜日の9:00～11:30
BRUNCH STYLE、通称ブラスタです。
オススメです。推します。
なんなら金曜日はブラスタお休みだから物足りない。

彼女のサバサバした感じとても良い。
サバサバしていてもスイッチが入るとどんなキャラにもなり切れる。
めんどくさがりな感じをそのまま出すのが親しみやすい。
それ分かるわーと共感する話題も多く、
仕事をしながらレイナさんの話を聞きながらニヤニヤすることが日課になっています。
話だけ聞いていると、とんでもなくだらしのない風貌(失礼)なのかと想像するが、
実際は容姿端麗すぎるギャップ。切り替えも早すぎて毎回笑ってしまう。声も好みだし。

といった具合で推しています。

本題です。
今回のテーマは【年間の採用計画】広告代理店としての成功事例＠求人

① 企業情報
主要都市にあるイベント運営の会社。
イベント会場でのお仕事なので、お仕事が毎日あるわけではなく勤務地もイベントにより異なるためスポットでの募集をすることがほとんど。
もちろんリピートで勤務されるアルバイトさんもいらっしゃるが、ほとんどが単発勤務だという。
求人の中でも「イベント×単発」のお仕事は比較的応募獲得はしやすい方ではあるが、その分採用担当者様の工数負荷が大きい。
応募者からの問い合わせ対応、面接対応(説明会対応)、入社手続き、求人広告の手配など。
媒体も複数利用しているにも関わらず、それぞれ代理店も異なっていることが判明。
余計に工数が発生していることが課題だった。

② 当初の掲載広告と年間費用
年間予算700万円　
媒体A　10枠利用　200万円
媒体B　10枠利用　200万円
他、媒体C、D、E、indeedは単発で掲載　300万
全てメーカーさんへ直接依頼されていた。
結果、約1700名応募、840名採用
応募単価約￥4,100、採用単価￥8,300

③ 採用成功のポイント
ポイント01
エージェント(当社)にて窓口1本化→工数削減

ポイント02
将来を見据えた企業ブランディングの同時進行

ポイント03
年間目標を設定し、月度の振り返りと改善策の提示・実行

④ 具体的な採用活動
課題
【予算について】
今までの予算の使い方が果たして適正なのかを確認。
媒体AとBは年間で掲載枠を購入されており、実際のところは募集の案件が少ない月は全枠使わない月もあり、無駄な費用が発生してることが判明。
更に掲載原稿の確認など、媒体毎に複数の会社へ連絡する工数が発生していた。
ちなみに、前年度実績700万円の予算で840名採用という状況から、
今年度掲げられた目標は「予算上限1000万円にするから1000名の採用」だった。
採用単価を上げてでも、人数を増やしたいという会社からのミッションだそう。

【原稿内容について】
これまでは基本の条件記載のみしかなく、企業ブランディングがなされておらず、数あるイベント会社の中からこの企業へ応募するメリットが見いだせない原稿仕様になっていた。
更に使われている画像が古く、何か所へも流用されていたので見飽きられている可能性があった。

【1000名採用に向けての計画設定】
依頼している広告代理店が複数あることから全体像の共有がしにくい環境にあり、
個々の媒体内での結果しか受けることが出来なかった。
結果、設定されている採用目標人数に達していたかった。

⑤ 解決策
利用実績のある媒体の費用対効果を洗い出して比較。
その上で費用対効果の良いバイトルと、運用改善が見込めるindeedをメイン媒体として選定。
他媒体はより多くの人数が短期的に必要な場合のみ活用することにした。
これらは今バイト探し中の顕在層向けで、新たに潜在層向けの認知UPツールも別で導入。
媒体先生をしたことで無駄な費用を抑えられた分、将来への種まきに投資していただいた。
「予算1000万円で1000名採用」と聞くと、普通の営業さん(昔の私もそうだと思う)であればフルに掲載費用として使わせてもらおうと思うところだが、
この時は実績の採用単価￥8,300×1000名＝830万円は維持しつつ、
残りの170万円を企業認知UP施策に回すご提案です。

原稿内容も当社が総括して制作できるため、媒体という垣根を越えても統一性を持たせた訴求にリメイク。
応募者がいつどのタイミングで原稿を目にするか分からないので、
「他でも見たことがある」「この社名聞いたことがある」「知っている会社の方が安心して応募が出来る」
と思ってもらえるよう、その場限りの広告にならないような工夫を凝らした。

窓口を1本化していただいたことで、リアルタイムで効果検証が出来るようになり、
改善対応が早い段階で実施出来るようになった。年間で採用計画を立てていることもあり、
その月の結果と課題を見た上で、次月の改善実行が出来た。

⑥ 結果
約2100名応募、1100名採用
応募単価約￥3,900、採用単価￥7,500
1年間の掲載と運用で、年間目標達成な上に単価を抑えられ、
更には認知UP施策もプラスで導入することが出来た。
何より採用担当者さんの工数が激減したということはとても感謝された。

⑦ 最後に
エージェントには、エリア・業界・職種問わずして専門知識・経験値を持つスタッフが在籍しています。もちろん個々の知識の差はあるものの、乏しい場合は詳しいスタッフからの教えを得ながら知識レベルは出来る限り一律になるよう努力しています。
㈱エージェントは創業18年目に突入(2024年11月現在)しています。
18年目ともなると様々な歴史が刻まれているのです。
市場の変化、求職者の動向変化、広告の変化・・常に変化が隣り合わせの境遇です。
一番印象的なのは、リーマンショック、コロナショックですね。
もちろん乗り越えてきました。大変でしたが乗り越えました。
エージェントは不況にも強い広告代理店なのです。
18年の実績もあれば、反対に失敗事例も多々ありました。
(失敗事例については長くなるので、機会があれば別のコラムの場にでもお伝えしますね・・)
とにかく失敗事例から学ぶことって成功事例以上にあるので、
その都度教訓とさせていただき、お客様の課題解決に日々取り組んでおります！

直近では、「他社からの乗り換え」という名のご依頼をいただくことも増えてきています。
現状に不満がある採用担当者様はもちろん、現状が悪くは無いが満足もいっていないとお思いの採用担当者様には、是非一度お声がけいただけますと嬉しく思います。
今以上の広告活用をしませんか？

コラム担当者
名前　横井蘭
役職　営業部 課長代理
キャリアコンサルタント(国家資格)

新規営業・既存営業・自社採用面接・新人教育を務め、
幅広い業界のアルバイト・中途・新卒採用の採用課題に携わる。
求人媒体・運用広告は全国エリアを網羅しています。
募集職種も多岐に渡ります。
取引実績社数：500社以上

職歴
2011年：株式会社エージェントに営業職として入社
2017年：主任職に昇格
2021年：国家資格 キャリアコンサルタント取得
2022年：Microsoft Office Specialist合格　
　　　　 Word2016、Excel2016、PowerPoint2016
2022年：課長代理職に昇格
2023年：健康管理能力検定3級(生活リズムアドバイザー)合格

主に、全国各地の求人媒体・Indeedや求人ボックスなどのキュレーションサイト・WEB広告全般・採用HPなどのご提案、
ご提案後の採用課題解決までのノウハウ・サポートをトータル的に実施中。
一営業員から「採用の専門家」への進化を目指し、現在「採用」を軸に幅を広げて活動中。