お客様・お取引先様、各位 平素は格別の御高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。

昨年度は、多くの御協力をいただき誠にありがとうございます。 昨日の8月31日で株式会社エージェントは18期（FY18）を終了し、9月1日より19期（FY19）を無事に迎えることが出来ました。

昨年に引き続き無事に新しい期を迎えることが出来たのは、お客様をはじめお取引先のメーカーの皆様の暖かいご支援があればこそだと感じております。 この場をお借りして深く御礼を申し上げます。

コロナの影響が落ち着きを見せる一方で、採用市場の変化は続き、私たちの人材業界にも多くの挑戦がありました。 特に求職者の仕事の探し方が多様化し、SNSやオンラインツールの普及により自己発信が容易になった現在、従来の広告手法に頼るだけでなく、新しいツールや技術の活用が求められています。

今年は特にAI技術の進展が著しく、私たちの採用活動やビジネスの在り方にも大きな影響を与えました。 AIはデータ分析や業務の自動化など、多くの場面で効率化を可能にし、これまでにない価値を提供するツールとなっています。 採用においては、適切な人材マッチングや応募者のデータ分析を迅速かつ的確に行うための重要な手段として活用が進んでいます。

しかし、AIをはじめとする便利なツールは、ただ「導入する」だけでは真の価値を発揮することはできません。 実際に「活用する」ためには、ツールの特性や機能を深く理解し、それを業務の中でいかに効果的に組み込むかが重要なポイントだと思っております。

今年のテーマのひとつに「勉強」を掲げておりますが、私たちは常に学びを続けて新しい知識やツールの動向に敏感であり続けることを心がけています。 社員一人ひとりが知識や専門性を高め、これらのツールを最大限に活かすことで、業務の効率化や精度向上を実現し、 お客様に対してより良いサービスを提供できるよう努めていきます。

AIの活用においても、お客様の課題解決に最適なソリューションを提案し、 ただのツール提供者ではなく、お客様に頼りにしてもらえる存在であるべきだと考えています。

今期（19期）の目標は前期の目標を継続して掲げたいと思っております。

1つは「売上と利益の最大化」

前期に引き続きこちらの目標を継続します。ただお客様の不利益になるような商材の販売はせず、 目先の利益ではなく1年後も続けてもらえる提案を実現したいと考えております。

2つ目は「社員の待遇改善」

こちらの目標も継続です。

毎年改善は行っておりますが会社の得た利益を還元して、より生産性の高い仕事を目指してもらいたいと思います。

3つ目は「勉強」です。

冒頭でもお話した通り、変化する市場に対して鈍感な会社はお客様にとっては必要ではありません。 敏感に察知して学び、お客様に知識を提供できる人材こそが必要であると思います。当たり前のことですが常に学習するのは難しいことです。 今日より明日の方が知識を付けている。そんな会社を目指します。

最後に今年も19期を無事に迎えられた御礼と共にご挨拶とさせていただきます。

今期も宜しくお願い申し上げます。

株式会社エージェント

常務取締役 COO 　今枝 弘幸