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News & Column

2023.6.28

コラム

第1回!アレがアレすぎて伝わらない的な選手権!

第1回!アレがアレすぎて伝わらない的な選手権!

こんにちは!今回のコラム担当、制作の竹田です!

前回は誤変換についてコラムを書かせていただきました(https://agent-119zin.com/news/p2190/)が、最近、北海道の求人媒体「シゴトガイド」と変換しようとすると…、「仕事が井戸」と誤変換されてしまう貞子的な現象に戸惑っている今日この頃です…。

さて、突然ですが、みなさん。
この言葉をご存知でしょうか?

【おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの。】

そうですね!幼少期よりレッド・ツェッペリンを敬愛し、「♪アツアツに熱してよ 焦げ目がつくほど おいしいのよ」という歌詞が印象的なヒット曲「恋はメイラード」がグラミー賞にノミネートされた世界的に有名なシンガーソングライター剛田武さんの名言ですね!

10歳の頃から、ストリートミュージシャンとしてゲリラライブを精力的に行ってきた剛田武さん。
剛田さんの半生は映画にもなったほどで、映画で大活躍する剛田さんの雄姿は、世の少年少女たちに大きな影響を与えました。

そんな剛田さんの幼少時代は、歌手としての活動のかたわら、大柄な体格と高い運動能力を活かし、柔道や空手の達人としてストリートファイトに明け暮れる日々を送る一方、義理固く涙もろい一面も持ち合わせている、愛すべき素敵な少年でした。

幼少期の剛田さんの義理堅さを表す、こんなエピソードがあります。
それは剛田さんが小学校に入学した日のお話。

クラスメイトのN君(プライバシー保護のため実名は伏せさせていただきます)を絶望の淵から救ったお話です。
入学式の帰り道、N君はなぜか道に迷ってしまいます。

さらに、持っていた上履きが怖い犬のいる家に落ちてしまうアクシデントも発生するという悲劇っぷり。
なんとか上履きを拾うことができたN君ですが、当然のように怖い犬が吠えだす始末。

なんだかんだで塀を登って怖い犬から逃げ出したものの、その拍子に今度は塀からランドセルを落とし、そのランドセルが運悪くトラックの荷台に乗ってしまうという、悪いことは重なるの典型的なパターンに!

現在では30万円以上もするハイブランドなものもあるほど、多様化しているランドセルの相場は、5万円~7万円ほど。
小学生にとっては6年間のつきあいになる”相棒”でもあります。

入学初日にランドセルという相棒(というか数万円)を失ってしまうN君のピンチを救ったのが、我らが剛田さん!
目の前をちょうど、くだんのトラックが通過したのを確認すると、剛田さんはその恵まれた身体能力で追いかけていきました。

そして、トラックが揺れた拍子に落ちてきたランドセルを、剛田さんは泥まみれになりながらも見事にキャッチしたのです。

「ありがとう!でもなんでここまでしてくれたの?」とお礼を言うN君に対し、剛田さんは「だって、おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのものだ!」と答えたのです。

「友達の物も自分の物のように大事にするのが当然。人の痛みも我が痛みのように感じ、人のために全力を尽くす」という、剛田さんの男気があふれた「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」という言葉。

なんて素晴らしい意味を持つ言葉なのでしょう!

しかし、剛田さんはこれ以降、友人のマンガやゲームをちょっと拝借する際にも、若気の至りで「おまえのものは、おれのもの。おれのものもおれのもの。」といった感じでネタ的に使ってしまったため、いつしかこの言葉は、暴君の戯言として後世まで語り継がれることとなってしまいました。

ひとつの言葉を本来とは全く違う意味で濫用してしまうことにより、本来の意味が全く伝わらないこの現象。実は、世の中に多くあふれています。

ということで今回は、「間違った意味で濫用されすぎて、本来の意味が伝わらない言葉たち」を紹介していきたいと思います!

【情けは人の為ならず】

正しい意味は「他人に情けをかけることは、その人のためばかりではなくて、いずれは巡り巡って自分にも返ってくるから、積極的に親切を心がけるべきである」ということ。

五千円札にも描かれた新渡戸稲造(にとべいなぞう)氏が、その著書『一日一言 「武士道」を貫いて生きるための366の格言』で4月23日の言葉として記述された詩が由来だと言われています。

しかし、平成22年に行われた文化庁の「国語に関する世論調査」では、45.7%の人が「人に情けをかけることはその人のためにならない」という誤った意味で覚えてしまっているそうです。

約半分の人が間違った意味で覚えてしまっているこの言葉…。

道すがら知らない人から「5000円(稲造さん)くらい恵んでくださいよ~」と懇願されたときの断り文句として、「情けは人の為ならずナリよ~」とかうっかり言ってしまうと、財布から稲造さん(もしくは樋口さん)が1人失踪してしまう可能性がありますので、みなさん気をつけてください。

【敷居が高い】

「あの高級レストランは敷居が高いなあ…」
「Aさんと縁談?いやいや、私には敷居が高いですよ!」
「未経験でも始められる、敷居が高くないお仕事!」

みたいな感じで、この言葉が使われている光景を見聞きしたことがある人は少なくないはず。

もちろん、全て誤用です。

本来の意味は「不義理や面目のないことがあって、その人の家に行きにくい」ですが、令和2年に行われた文化庁の「国語に関する世論調査」では29%の人しか正しい意味を理解しておらず、30代以下の約8割は間違った意味で覚えてしまっていました。

つまり、精神的なハードルが高いことを物理的なハードルが高いという意味で誤用してしまっているということになります。
とりあえず、現在在職中で転職を考えらえれている方には、今の職場の敷居を高くしないことをお勧めします。

さて、転職といえば、転職サイトで検索したり、転職フェアに足を運んだり、doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)やCMでおなじみのBIZREACH(ビズリーチ)のような登録サービスを使ったりと、求職者アプローチの仕方も多様化してきた昨今ですが、それは、採用する側にとっても同じこと。

正社員求人でオススメの採用手法があれば、是が非でも手に入れたいところでしょうか。

そんなか、求人原稿やスカウトメールでこんな言葉を目にすることはありませんか?


【アットホームな職場です!】

いや…、言葉自体は非常に良いのですよ。

「ギスギスした職場です!」とか「怒号が飛び交う職場です♪」とか「ののしり合いが日常茶飯事です☆彡」とかいうワードよりは、はるかに印象が良い言葉だと思いませんか?

しかし!

現在では、”職場における居心地の良さ”という本来の意味ではなく、求職者が思わず逃げ出す求人広告NGワード第1位に輝いたり、検索エンジンで「アットホームな職場」と検索した場合の検索候補に「アットホームな職場 ブラック」と出てきたりと、ブラック企業を象徴する言葉として広く認知されています。

「アットホーム以外のメリットがない企業に見える」だとか、「基準が分からず主観的」だとか、「企業を家族に例えるのは古臭い」など、理由はさまざま。

空いたグラスにお酒を注いだり、みんなが食べやすいように焼き鳥の串を外すことに対し「クソだりぃ」とシャウトする現代の若者には、「アットホーム」という言葉は刺さらないのかもしれません。

同様な言葉として、「和気あいあいとした職場です!」や「社内行事多めで社員の交流を図ります!」とか「定期的に飲み会を行ってます!」なども全てブラックな意味で捉えられてしまっています。

とにかく、正社員採用のターゲット層に含まれる若い世代においては「アットホーム=ブラック企業」だという認識はネットで広く拡散されており、採用側は注意が必要です。
もし、本当に会社の雰囲気が良いなら、その具体的なエピソードを記載することをオススメします。

■1人の社員の達成をみんなで喜べる環境があります!
■職場環境についての改善案がすぐに採用されます!
■行き詰った時、先輩が自販機のドリンクを奢ってくれました!

などなど、「アットホームな職場」と単純に記載するよりも少しは良いイメージを持つことができますよね。

インタビュー記事などで、もっと具体的なエピソードを記載できれば、求職者もさらにイメージがしやすいのではないでしょうか?
求職者は、アットホームな職場の「証拠」を求めたがっています。

つまりは、信憑性と具体性。

これらを兼ね備えた求人原稿を掲載したり、スカウトメール文を配信することが、正社員求人でオススメの採用手法のひとつではないかと思っています。

だからこそ、求人業界において15年以上最前線を駆け抜けてきた実績のある、愛知県名古屋市の求人広告代理店、株式会社エージェントにお任せください!

もちろん、求人媒体だけでなく、最近ではオウンドメディアの運用など、実績をさらに積み上げています。

この箸休め的なコラムでは氷山の一角しかお伝えしていませんので、氷山が見たいよ!という企業様は、お問い合わせフォームまたは、お電話(052-462-8255)にてお問い合わせいただけますと幸いです!

かなりの長文となりましたが、お読みいただき、ありがとうございました!

でわでわ、次回のコラムもお楽しみに♪

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