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激動の2026年、愛知の製造派遣を牽引するアスタリスクが語る採用戦略。 エージェントとの5年間の軌跡と、変化に強い組織づくり

激動の2026年、愛知の製造派遣を牽引するアスタリスクが語る採用戦略。 エージェントとの5年間の軌跡と、変化に強い組織づくり

【対談者プロフィール】

株式会社アスタリスク
人材戦略グループ長 木村 瞳 様(以下、木村)
愛知県内を中心に製造特化型の人材派遣事業を展開する同社にて、採用戦略の立案から実行、オウンドメディアの統括までを担う。

株式会社エージェント
常務取締役 今枝 弘幸(以下、今枝)

アスタリスク様の採用パートナーとして、求人サイトのリニューアルから、各種Web広告(Indeed、求人ボックス、スタンバイ、Google、Criteo、LINE等)のクロスチャネル運用まで一気通貫で支援。

激変する外部環境と、製造派遣業界が直面する「採用の壁」

今枝:

本日はお時間をいただきありがとうございます。木村様とは弊社がお付き合いを始めてから、今年でちょうど5年になりますね。改めて、現在の市場環境や採用の課題についてお伺いできればと存じます。2026年現在、製造業を取り巻く環境は非常に目まぐるしく変化していますが、現場ではどのような影響を感じておられますか。

 

木村:

こちらこそ、いつも多大なお力添えをいただきありがとうございます。今枝さんがおっしゃる通り、ここ数年の外部環境の変化は、これまでにないほど激しいものです。特に私たちのお客様である愛知の製造メーカー様は、為替の円高傾向によって輸出競争力が厳しく問われている状況です。それに加えて、中東情勢、とりわけイラク問題の長期化によるサプライチェーンの混乱やエネルギーコストの高騰が、工場の稼働計画に直接的な影響を与えています。

今枝:

マクロ経済の波が、現場の生産計画、ひいては人材のニーズに直結しているのですね。

木村:

その通りです。ある月は「部品の供給が滞っているから来月は減産でお願いしたい」と言われたかと思えば、数ヶ月後には「遅れを取り戻すために三河エリアの工場で一気に50名増員したい」といった急なオーダーが入る。この波の激しさに対応できるかどうかが、私たち派遣会社の生命線になっています。

今枝:

一方で、労働市場そのものは少子高齢化によって構造的な人手不足に陥っています。採用コスト(CPA)も年々高騰を続けていますが、その点はいかがでしょうか。

木村:

本当に頭の痛い問題です。人がいないという前提の中で、各社が限られたパイを奪い合っている状態です。時給を上げたり、寮費を無料にしたりと条件面での勝負になりがちですが、それだけでは採用単価が高騰するばかりで利益を圧迫してしまいます。だからこそ、5年前にエージェントさんに相談し、自社の採用力を根本から鍛え直す決断をして本当に良かったと感じています。あのまま旧態依然とした求人媒体にだけ頼っていたら、今のこの激動の時代は乗り越えられなかったはずです。

デザイン変更ではない。緻密なデータ分析に基づく「次世代の検索戦略」

今枝:

5年前、当時のアスタリスク様は、スマートフォンの普及で求職者の仕事探しのスタイルが変わっているにもかかわらず、自社の求人サイトの使い勝手がいまひとつで、機会損失を起こしている状態でした。そこでまずは受け皿となる求人サイトをフルリニューアルしましょうとご提案しました。

木村:

ええ。当時の私たちは有料広告からの流入に頼り切っており、自然検索(オーガニックサーチ)からの流入はごくわずかでした。今枝さんからデータ分析を見せられ、自然検索経由の求職者は応募率(CVR)が高いにもかかわらず、そこを取りこぼしていると指摘された時はハッとしましたね。

今枝:

おっしゃる通りです。当時のサイトのセッションの大半はTOPページに偏っており、本当に求職者が知りたい求人一覧や求人詳細への流入が非常に小さい状態でした。また、検索順位も10位以内に入っているキーワードが約6.5%しかなく、改善の余地が大きくありました。デザインを綺麗にするだけではなく、サイトの構造そのものをSEOに強く作り変える必要があったのです。

木村:

そこで提案いただいたのが、派遣求人サイトSEOの6箇条でしたよね。

今枝:

はい。まず、従来のエリア、職種、時給という3軸だけでなく、こだわり条件や駅などの検索軸を最適化し、キーワードの受け皿をしっかりと作りました。これにより、豊橋市 事務 派遣のような条件掛け合わせのロングテールワードで検索上位を獲得できる構造にしました。

木村:

さらに、集客のメインとなる求人一覧ページに、愛知県のエリア特性などのテキストコンテンツ(オンページコンテンツ)を配置する施策は、他社がやっておらず非常に効果的でした。求人詳細ページの情報量を徹底的にリッチ化したことで、サイト全体の価値も高まりましたね。システム面でも、エラーが起こりやすく管理が大変だった日本語URLを解消するなど、裏側の構造も整えていただきました。

今枝:

これらの抜本的改革が現在のオーガニック集客の土台となっていますが、我々の戦略はここで終わりではありません。現在すでに、従来のSEO(検索エンジン最適化)だけではなく、AIによる検索体験であるAIO(AI Overview)や、生成AIそのものを最適化するGEO(Generative Engine Optimization)への対応も念頭に置いたサイト構造とコンテンツ設計を進めています。

木村:

なるほど。求職者の仕事の探し方自体がAIによって激変していく中で、常に先手の対策を打っていただいているのですね。だからこそ、どんなに市況が変わっても安定した集客基盤が保たれているのだと納得しました。

機会損失を徹底排除する「クロスチャネル戦略」

今枝:

サイトという強固な受け皿と即応体制ができた後、次に取り組んだのが集客経路の多角化です。特定の媒体に依存するリスクを分散し、潜在層から顕在層までを網羅するクロスチャネル運用へとシフトしていきました。

木村:

ここからのエージェントさんの手腕は見事でした。まず、Google広告やIndeedを使って、愛知 製造 派遣と検索しているような転職意欲の高い顕在層を確実に取りこぼさないようにする。これだけでも効果はありましたが、一番驚いたのはCriteoを活用したリターゲティング広告です。

今枝:

求職者様は、一度サイトを見ただけで応募を決めるわけではありません。他社の条件と比較検討するために一度サイトを離れるのが当たり前です。そこでCriteoを活用し、一度アスタリスク様のサイトで高時給の自動車部品案件を見たユーザーに対し、別のサイトを見ている時にも類似の優良案件をバナーで再表示させました。

木村:

この引き戻しの効果は絶大でした。私たちがせっかく広告費をかけて集めた求職者を、競合に逃がさず確実に応募へと繋げる導線ができたことで、全体の応募単価を劇的に抑えることができたのです。

今枝:

さらに、昨今ではLINE広告の運用にも力を入れています。今はまだ本格的に転職を考えていない潜在層や、県外から愛知への赴任を検討している若年層に対し、日常的なスマートフォン利用の中でアスタリスク様のブランドや魅力を刷り込んでいく戦略です。媒体ごとにターゲットを切り分け、一気通貫で運用管理を任せていただいているからこそ、ここまでのスピード感と相乗効果が出せていると感じています。

AI時代の落とし穴と、求められる「上流工程の思考力」

木村:

最近はAIを使った広告運用ツールが主流になり、誰でも低コストでWeb広告やSNS運用を始められる環境になりましたよね。実は私たちのところにも、毎日のように新しい代理店から安く運用しますよという営業の連絡が来ます。

今枝:

ツールが進化し、運用のハードルが下がったことは業界全体のメリットでもありますが、同時に大きな弊害も生んでいますね。

木村:

はい。スキルの乏しい人材が市場に大量に流入しているのを感じます。同業の経営者と話していても、安いから頼んでみたけれど、結局全く成果が出ず、無駄なお金と時間を使ってしまったという失敗談を本当によく耳にします。ツールに数値を入力するだけで、私たちのビジネスの背景を全く理解していない業者への不信感は、業界全体で高まっていると思います。

今枝:

耳の痛い話ですが、それが今のWebマーケティング業界のリアルな現状です。ツールが自動化してくれる時代だからこそ、ただ広告を回すだけの外注業者は価値を失い、淘汰されつつあります。そこで我々エージェントが最も重視しているのが、ビジネスモデルを設計する上流工程の思考力です。

木村:

まさにそこが、私たちがエージェントさんに全幅の信頼を置いている理由です。リニューアルの時もそうでしたが、単に見た目をきれいにします、クリック数を増やしますという表面的な提案ではなく、アスタリスクの利益構造や課題を深く分析し、どうすれば売れ続ける仕組みを作れるかという視点から設計してくれますよね。

今枝:

ありがとうございます。広告をクリックさせるのは一つの通過点に過ぎません。私たちが責任を持つべきは、クリックされた後のユーザー体験のすべてです。求職者がサイトでどう動き、どうすれば離脱を防げるのか。先ほどのCriteoやLINEを使った施策も、すべて応募のその先まで見据えた上でのご提案です。

木村:

最近では、広告をクリックした後のスマホサイトでの動きや、LINE公式アカウントと連動した応募後のコミュニケーション設計にいたるまで、求職者側の体験全体を最適化する相談にも乗っていただいています。

今枝:

集客からサイト内での行動、そして応募後のアプローチにいたるまでの一連のユーザー体験を繋ぎ合わせることで、初めて事業に貢献するマーケティングが成立します。ここまで全体を俯瞰して設計できる人材は、市場でも圧倒的に不足していますが、弊社はそこに徹底的にこだわっています。

木村:

だからこそ、エージェントさんは私たちにとって単なる外注業者ではなく、事業の根幹を共に担うビジネスパートナーなのです。これだけの仕組みごと設計してもらえるのであれば、中長期的な視点で見れば非常に費用対効果が高く、継続的にお任せしたいと心から思えます。

次なる5年へ。データ活用とマッチング精度の進化

今枝:

そのような評価をいただき、大変光栄です。単なる集客代行ではなく、事業成長を共に牽引するビジネスパートナーとして伴走できているからこそ、この5年間という長きにわたる関係性を築けているのだと自負しています。少子高齢化による働き手の減少は今後さらに加速しますが、アスタリスク様の次なるステップ、今後の課題についてはどのようにお考えですか。

木村:

集める仕組みや変化に即応する体制の土台はできましたが、決して盤石になったわけではありません。昨今の採用単価の高騰に対して、それをいかに下げていくかということは、私たち派遣会社にとって永遠の課題です。また、多角的にWeb広告を広げたことで応募の総数は増えたものの、私たちが求めているスキルや勤務条件に合致しない、ターゲット外の応募者が増加していることも新たな懸念材料になっています。

今枝:

量だけでなく質の担保、つまりマッチング精度の向上が次の重要なテーマですね。広告をクリックさせた後のユーザー体験や求人原稿の表現、そして応募にいたるまでの動線設計において、いかに求めるターゲット層へピンポイントで訴求し、逆にミスマッチを事前に防ぐフィルターを効かせるかという設計が必要になります。今後は、サイト内にスタッフのリアルな声を反映したコンテンツを拡充したり、LINEを連動させて登録スタッフとのエンゲージメントを個別最適に高めたりと、より精度の高いコミュニケーションが求められます。

木村:

また、採用活動のさらなる効率化も不可欠です。AIの正しい活用法として、応募者対応の迅速化や、蓄積されたデータ分析による離職兆候の予測など、本当に価値のある部分にテクノロジーの力を取り入れていきたいと考えています。

今枝:

承知しました。弊社でも、単なる自動化ツール運用ではない、本質的な課題解決に繋がる最新のテクノロジー活用には全社を挙げて取り組んでいます。先ほど触れたGEOやAIOへの対応も含め、検索体験やAIの進化を味方につける戦略を引き続きご提供します。イラク情勢や円高といった不確実な要素が多く、他社が安易なツール運用に流される時代だからこそ、クライアントのビジネスモデルに深く入り込んだ本質的なマーケティングが大きな差を生みます。

木村:

はい。私たちには、愛知のモノづくりを人材の力で支え続けるという使命があります。どんなに外部環境が厳しくなっても、必要な場所に最高の人材を届け続ける。そのためには、エージェントさんのような上流工程の思考と最先端のノウハウを持ったパートナーの存在が不可欠です。これからも、弊社の採用戦略の中核として、忌憚のない提案を期待しています。

今枝:

もちろんです。アスタリスク様のさらなる事業成長に向けて、我々も持てるノウハウのすべてを注ぎ込み、全力でサポートを継続します。本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

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